「全部は食べられないかも」と店主。量も味も問題ない串焼きなのになぜ?かわいすぎる「常習犯」に納得【作者に聞く】

  • 2025年4月21日
  • Walkerplus

なぜ全部は食べられないのか…原因がそのあと判明!
なぜ全部は食べられないのか…原因がそのあと判明! / 五箇野人(@gokayajin)

アジアを旅する最中、立ち寄った串焼き店で出会ったキュートな“常習犯”を描いたエッセイ漫画「海外の食べれなくなるめし。」に、X上で多くの反響が集まった。作者は、海外で体験した出来事を描く漫画家の五箇野人(@gokayajin)さん。ゲッサン(小学館)で連載中の「海外 縁にまかせて歩くだけ。」や「つかれたときに読む海外旅日記」などの商業作品のかたわら、SNSやブログでも作品を発表しており、同作は2024年1月に公開されたもの。ウォーカープラスでは、作者の五箇野人さんにエピソードのこぼれ話を取材した。

■海外では野良犬や野良猫が多いが、日本のような「餌付け禁止」は見かけたことがない
「海外の食べれなくなるめし。」01
「海外の食べれなくなるめし。」01 / 五箇野人(@gokayajin)

「海外の食べれなくなるめし。」02
「海外の食べれなくなるめし。」02 / 五箇野人(@gokayajin)

「海外の食べれなくなるめし。」03
「海外の食べれなくなるめし。」03 / 五箇野人(@gokayajin)

海外の串焼き店を訪れた作者の五箇野人さんは、店主から「全部は食べられないかも」と言われる。だが、料理は見た目にも量にも問題なし。「全然ヨユー…」と食べ始めたところ、犬が突然現れ、彼の腕をペロリ。実は、料理を食べきれない理由はその犬のかわいさにあり、多くの客が思わず料理を分け与えてしまうためだった…というエピソード。

そんなかわいらしい犬との心温まるエピソードが描かれた「海外の食べれなくなるめし。」だが、この犬はお店の方が飼っているのではないそうで、「基本的には野良犬なんですが、寝泊まりできる家が何件かあるそうです。この周辺のみなさんで面倒を見ている感じでした」と五箇野人さんは話す。さらに、「お店は飾らずローカルな感じで居心地よかったです。犬は上目遣いも上手で『自分のかわいさを分かってるな』と思えるほど人のことを理解して慣れている感じがあって、それも全部含めて愛らしかったです」と振り返る。

五箇野人さんはこのエピソードを含め、これまでも海外で動物を通じて生まれた交流をたびたび描いてきた。海外では日本より野良犬や野良猫が多いと感じる一方で、日本のように「餌付けはNG」というところはまだ見たことがないそう。「同じ土地に住んでいる同じ住民としてみんながエサをやったりしている光景や、そのおかげで野良でもとても健康的だったりするのは見ていて素敵だなと感じます」と語った。

愛らしい犬と旅先で感じる地域のあたたかさにほっこりする本作をまだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:五箇野人(@gokayajin)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2025 KADOKAWA. All Rights Reserved.