
“推し活”を応援するトレンドメディア「Fandomplus」では、アニメや漫画、ゲーム、VTuberなどのコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として広く認知されているコスプレに注目。イベントリポートやインタビューなど、さまざまな形式で“情熱をもってコスプレに取り組む人たち”を紹介していく。
本稿では、「デジモンアドベンチャー」に登場するエンジェウーモンに扮(ふん)したコスプレイヤー、うさこ(@moon__usako)さんにクローズアップ。衣装やウィッグの制作、コスプレメイク、さらには体づくりなど、キャラクターになりきるうえで“こだわったポイント”を聞かせてもらった。
「デジモンアドベンチャー」エンジェウーモン/うさこさん / 撮影:ソムタム田井
■友達の衣装も制作し「デジモン」“併せ”を満喫!
衣装制作が得意で、これまでにも「ストリートファイター」シリーズのキャミィやポイズン、「メトロイド」のサムス、「美少女戦士セーラームーン」のセーラームーン、「ドラゴンボール」の人造人間18号など、さまざまなキャラクターの衣装を自作で用意。こだわりのコスプレを披露してきたうさこさん。
写真の「デジモン」コスプレは、友達との“併せ”を目的に制作したもので、特徴的な頭部の造形に注力しつつ、衣装全体の色味にもこだわったと話す。
うさこさん「こちらのエンジェウーモンと、友達用にリリモンの衣装を制作しました。造形、裁縫、塗装と、持てる技術をすべて駆使して、細部まで作り込んでいます。合皮貼りやシャドーの塗装など、注力したのはヘッドまわりですが、女の子のキャラクターなのであでやかな感じも出したくて。柔らかい雰囲気になるよう、シャドーは色味にもこだわりました。『デジモンアドベンチャー』25周年のタイミングで“併せ”ができて、本当によかったです!」
「デジモンアドベンチャー」エンジェウーモン/うさこさん / 撮影:ソムタム田井
こちらの取材を行ったのは「世界コスプレサミット2024」(通称:WCS、コスサミ)の会場。同イベントは“世界最大規模のコスプレの祭典”として知られ、3日間(2024年8月2日~4日)で約25万3700人が来場。さまざまなステージ企画やコスプレパレード、さらには世界中のコスプレイヤーが手作り衣装&パフォーマンスの出来栄えを競う「ワールドコスプレチャンピオンシップ」なども実施され、大盛り上がりとなった。
最新回となる「世界コスプレサミット2025」は、2025年8月1日(金)から3日(日)にかけて、愛知・栄周辺エリアで開催予定。
取材・文=ソムタム田井
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