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「来年はない」から早20年…「生きていることを楽しむ天才」である祖母流の考え方。ポイントは全肯定!?【漫画の作者に聞く】

  • 2024年3月23日
  • Walkerplus

人生100年時代の超ポジティブメイカー、祖母・みや子。2017年末に「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされ、人々に不安と希望を与えた「人生100年時代」というワードも記憶に新しい。高齢者を取り巻くネガティブな問題が社会に渦巻く現代。彼女は、震災、戦争、夫との離別…さまざまな不幸を乗り越え、100歳まで明るく生き抜いた“最強おばあ”である…!

“最強おばあ”の孫、きよまろさん(@sobomiyako98)は、戦争や震災を経て、この超高齢社会を100歳までポジティブに生き抜いた祖母・みや子のエピソードを「祖母・みや子98歳」として漫画化、発信。それをパワーアップさせた「祖母みや子100歳 年を取るってしんどいけど愉快だ!」が2024年3月20日に電子書籍で刊行された。

そこで、筆者・きよまろさんの漫画を中心に、祖母みや子の愉快な日常を多数紹介していく。これを読めば、きっと老いることを愛おしく感じることができるだろう。今回は、寿命と最期についてのエピソードをお届け。

年齢を重ねていく祖母・みや子さんの姿は、著者のきよまろさんにはどのように映っていたのか。「いつもクスッと笑わせる祖母の言動は、自然体でした。太っていたり、高齢であったり、持病があったりと、高齢になればなっただけネガティブ要素は数えきれないですが、それでも自分を肯定して自分にどこまでも正直で『生きている』ことを楽しむ天才だったなぁと思っています」

今も生き続けている“教え”は?「祖母の中では『死』でさえも肯定的でした。時々、思春期のひ孫が生きている意味を問うことがありましたが、戦争や飢えを経験した祖母は『凡人よただひたすらに生きろ』とたびたび説く姿は印象的で、今も鮮明に覚えています」

今を生きる老若男女を元気にする、100歳まで生きた“最強おばあ”祖母・みや子。いくつになっても「自分らしさ」を追い続ける姿は、年を重ねていく我々に勇気と導きを与えてくれる。

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