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超ポジティブな祖母でも叶えられない唯一の夢とは…?「常に今が一番若い」今を大切に生きる教え【漫画の作者に聞く】

  • 2024年3月22日
  • Walkerplus

人生100年時代の超ポジティブメイカー、祖母・みや子。2017年末に「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされ、人々に不安と希望を与えた「人生100年時代」というワードも記憶に新しい。高齢者を取り巻くネガティブな問題が社会に渦巻く現代。彼女は、震災、戦争、夫との離別…さまざまな不幸を乗り越え、100歳まで明るく生き抜いた“最強おばあ”である…!

“最強おばあ”の孫、きよまろさん(@sobomiyako98)は、戦争や震災を経て、この超高齢社会を100歳までポジティブに生き抜いた祖母・みや子のエピソードを「祖母・みや子98歳」として漫画化、発信。それをパワーアップさせた「祖母みや子100歳 年を取るってしんどいけど愉快だ!」が2024年3月20日に電子書籍で刊行された。

そこで、筆者・きよまろさんの漫画を中心に、祖母みや子の愉快な日常を多数紹介していく。これを読めば、きっと老いることを愛おしく感じることができるだろう。

“見た目がきれいな人”が注目されがちで、老いることへの恐怖心が強い世の中。みや子さんの「未来を嘆かないで今を生きる」という言葉を、著者のきよまろさんは、どうとらえているのだろう。「歳を重ねると、衰えや抱える疾患や残された時間について考えたときに、どうしてもネガティブな感情になりがちだと思います。誰にでも若いころはそれぞれにあって、そして今日の今が一番若いことも忘れて不平不満をこぼしたりします。ですが、祖母(みや子)は歳を重ねることを楽しんでいたように思います。なので、祖母の言葉は自分への『今を大切に生きる』教訓として、大切にしています」

「金は出しても口は出すな」と言い放ったみや子さん。その姿から得られた教訓は?「今の時代をわかっているなぁ…と感心して描いたエピソードなのですが、祖母の時代は、本来は家の中で一番偉いのは年長者であり、『家族は言うことを聞く』『口は出すもの』であったはずです。ですが、時代のなりゆきをよく知る祖母の言葉は、今を上手に生きるための処世術だと思っています。これまでの価値観を時代背景に合わせて変更できるところは、私も見習いたいものです」

今を生きる老若男女を元気にする、100歳まで生きた“最強おばあ”祖母・みや子。いくつになっても「自分らしさ」を追い続ける姿は、年を重ねていく我々に勇気と導きを与えてくれる。

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