
SNSやブログでコミカルなエッセイ漫画を投稿している白目みさえ(@misae_yjm)さん。なかでも、自身が飼っている3匹の猫たちとの暮らしぶりをコミカルに描いた作品は特に人気を集めている。今回はその中から、「猫いると毎日がミステリー (1)~(4)」を紹介。併せて、作者の白目みさえさんにインタビューを実施。本作の誕生秘話などを語ってもらった。
■猫との生活は謎の物音ありき?「ホラーかと思いきや『猫かい!』と思うことが多い」
本作を描いた経緯について、白目さんは「夜中に漫画を描く作業をしていた時、どこからともなくヒタヒタと歩くような物音が聞こえ…怯えていたら猫だったということがありました。猫と暮らしていると、ホラーかと思いきや『猫かい!』と思うことが多いので、漫画にしてみようと思いました」と明かす。
本作に登場する「しのぶさん」の名前の由来を尋ねると、「某アニメのキャラクターを連想される方も多いのですが、彼女と出会った時にはまだ連載は始まっておりませんでしたのでそこが由来ではありません。しれっと家の中に忍ぶように侵入してきたので『しのぶさん』です」とのこと。まさに「名は体を表す」といったところか。
そんなしのぶさんとの“ファーストコンタクト”は、マンション5階の自室というまさかの場所。改めて侵入経路について聞いてみると、「非常階段は重い扉があるので、可能性は低いと思います。誰かが1階でエレベーターを降りた隙に乗り込んだ可能性が一番高いのではないでしょうか。それがたまたま誰かが5階で呼び、5階で降りた際に窓が開いていた我が家に侵入したのかもしれません」と、予想を語ってくれた。
取材協力:白目みさえ(@misae_yjm)