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スナップ動画が5000万再生超!SNSで話題沸騰のイケオジが明かす“大バズり”のその後

  • 2024年1月31日
  • Walkerplus

“イケオジ”としてSNSで大バズりした実業家・森下直哉さんの初の著書「僕の魅力の醸し方 仕事はしっかり、好きなことも全力で」が好評発売中だ。2023年、彼のストリートスナップ動画が、X、TikTok、インスタグラムとあらゆるSNSで5000万回以上再生され、大きな話題を呼んだ。本書は、「ラクをしない」「自分を捨てる」「行動原理は“人に喜んでもらいたい”」など、森下さんの人生の指針と半生をつづったエッセイ。そこには、経営者として成功を遂げたこと以前に、人間として支持を集める理由が詰まっていた。「たくさんの人に幸せになってほしい」――そう願う森下さんが、本書について、これからについて本音を明かしてくれた。


――この本の出版をご家族には報告されましたか?

【森下直哉】おかんには言ました。たくさん買ってくれていました(笑)。地元は田舎なので、派手な身なりだし、タトゥーは入っているし、帰るたび車が変わるし、「なおちゃん大丈夫か?」って心配されていたと思うんですけど、本を出したことで近所の人の見る目が「なおちゃんは大丈夫」に変わったと思います(笑)。おかんも安心したんじゃないかな。

――この本に登場する高橋メアリージュンさん、副代表、料理長とは、本の話はされましたか?

【森下直哉】メアからは「書いてくれてうれしい。ありがとう」って連絡がきたけど、副代表と料理長は何も触れないですね。この間も三人で会議したけど、本の話は一切出なかったし。僕、2人に本もあげてないし、持ってるのかもわからないです。読んでないんじゃないかな。インスタでこの本のことをたくさん発信したけど、2人ともインスタをほとんどやってないからよく知らないと思いますよ(笑)。でも、その空気感がいい。変に気を使ったり持ち上げたりしない、家族のような関係。淡々と同じ空気感で接してくれるので安心します。

――この本には、お2人とも寡黙で堅実だと書かれていましたね。

【森下直哉】2人とも寡黙で、僕とは真逆です(笑)。だから、たとえ読んでいたとしても、感想を言ったりとかはしないでしょうね。僕が調子に乗るから、誉めることもなければけなすこともない(笑)。

――直哉さんはお2人に対してどう接しているんですか?

【森下直哉】僕は2人にはなんでも言えます。この前、副代表とけんかしました。ちょっと彼が僕に冷たい時期があって、気になった僕は電話して、「俺はこんなに好きなのに、なんでおまえはそんなに冷たいねん?」って言いました(笑)。「そんなつもりじゃない。ごめん。嫌いとかじゃない」って言ってくれましたけど。僕、彼女みたいですね(笑)。

――2023年12月に行われたサイン会には、その副代表もいらっしゃっていましたね。

【森下直哉】僕が飲食以外で動いていることに対して、彼は経理以外絡んだことないんです。今までは僕のイベントにも来たことがなかったけど、僕の頑張りを一度は見せつけたいと思って(笑)。でも、ただ呼んでも来ないので、一緒に香水ブランドを作って、その販売も兼ねてってことでやっと呼べたんです。彼を呼ぶためだけに香水を作ったのかも(笑)。

――そのサイン会はいかがでしたか?初めての経験かと思います。

【森下直哉】正直、しんどかったです(笑)。でもそれは、一人ひとりにゆっくりとしっかり対応したい気持ちが強かったからで。初めて会う200人の人を相手に、ひとり2、3分の中で嫌な気持ちにさせたくない。流れ作業にしたくなくて、わずかな時間で会話を回しながら、一番ほしい言葉をあげたいと思って、それをずっと考えるのがしんどかった。終盤、僕は大丈夫だと思ってたけど、スタッフから「目、開いてなかったよ」って言われました(笑)。「イベント始まったね~」って言ってから、その後の記憶があまりないです(笑)。とはいえ、それ以上に感動が大きくて、なかなか経験できないことをさせてもらったと思っています。本を出して、こうしてイベントもさせてもらって、KADOKAWAさんには感謝しています。

――こうして2023年を振り返ると、いろいろと挑戦した年になったのかと。2024年はどんな年になりそうですか?

【森下直哉】活動の幅は広がりましたね。それを2024年からどう精査していくかが課題です。今はたくさん話をいただいているので。広告案件も多くて、普通なら飛びつきたいけど、それをいかに我慢するかゲームをしています(笑)。飛びついたら飛びついただけ安っぽくなるなと思って。インフルエンサーが飛びつきたくなる気持ちはわかるんですよ。月数回の稼働で、数百万円もらえたりする。そりゃあみんなやるわと。僕も、自分が折れて100万円ぐらい稼いだら、従業員に配れるなということを考えますけど、これをやったら自分はダサいという気持ちが勝つ。僕は、ちょっと有名になって企業案件をして小遣いを稼ぐインフルエンサーにはなりたくない。その先に行きたいので我慢する時期ですね。

取材・文=小田島瑠美子

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