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アートウィーク東京が11月2日~5日に開催 買える展覧会AWT FOCUS企画が新たにスタート

  • 2023年11月2日
  • Walkerplus

秋らしい気候が続く中、芸術の秋を堪能したい人も多いのではないだろうか。そんな人にぜひおすすめしたい、日本の現代アートの最前線を体感できる、国際的なアートイベント「アートウィーク東京」が2023年11月2日(木)から5日(日)の4日間、都内各所を拠点に開催される。

■アートウィーク東京とは?
アートウィーク東京は、東京の現代アートを牽引する50の美術館/インスティテューション/ギャラリーが集結し、日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティーを国内外に紹介するアートイベントだ。2022年度は、4⽇間にわたる会期を通じてのべ3万2000⼈を超える参加者を記録。各プログラム会場をつなぐ無料シャトルバス AWT BUSのルートは、昨年から1ルート増え、全7ルートに。10時から18時まで約15分おきに巡回するバスでさまざまなアートスペースを巡りながら、現代アートに触れる機会を与えてくれる。

■新企画 買える展覧会 AWT FOCUS「平衡世界 ⽇本のアート、戦後から今⽇まで」
今年新たにスタートするプロジェクト AWT FOCUSは、キュレーターが美術史的観点から選定した作品を通じて、⽇本近現代美術のキーワードを再考するとともに、展⽰される全作品は各参加ギャラリーを介して購⼊できる企画だ。本年度は、滋賀県⽴美術館ディレクター(館⻑)の保坂健⼆朗をアーティスティックディレクターとして迎え、64名のアーティストによる100点を超える作品を展示する。ギャラリストも惜しむような作品の数々が集結するという本展覧会の会場は、1917年に実業家の⼤倉喜⼋郎によって設⽴された、現存する⽇本最古の私⽴美術館である⼤倉集古館。さらに、現代アートをもっと⾝近に感じられる鑑賞ツアー、子ども向けガイドツアーなど、今年ならではのプログラム展開も見逃せない。

■映像作品プログラム AWT VIDEO。今年のテーマは、ジェンダーと⾃然
今年のAWT VIDEOは、哲学と歴史をバックグラウンドに持つチュス・マルティネスがキュレーションを行う。タイトル「元始、⼥性は太陽であった」は、⽇本における⼥性解放運動の先駆者として、明治から昭和にかけて活躍した思想家の平塚らいてうの⾃伝からインスピレーションを得たという。映像作品の中に⾒られる不条理やアバンギャルドなイメージを通して、よりよい社会を⽬指すために不可⽋な変⾰を考察するプログラムになっている。

■建築家の⼭⽥紗⼦が⼿がけるAWT BAR 建築と⾷を軸にアートを五感で味わえるコミュニティスペースがオープン

AWT会期中は、南⻘⼭に、気軽に東京のアートコミュニティを体感できる交流の場 AWT BARがオープン。今年はミシュラン1つ星のフレンチレストラン「Sincere(シンシア)」オーナーシェフの⽯井真介が⼿がけたフードメニュー、そしてAWT参加施設で展覧会を開催するアーティスト、⼤巻伸嗣、⼩林正⼈、三宅砂織の3名とのコラボレーションによるオリジナルカクテルも提供される。現代アートを堪能した1日の締めくくりに相応しいAWT BARに足を運んでみてはいかがだろうか。

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