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「無趣味な人生から抜け出したい」体力なし、気力なしの干物女が興味を持ったのは…まさかの「登山」⁉その意外な理由とは【作者に聞く】

  • 2023年9月12日
  • Walkerplus

――無趣味で無気力な干物女の私ですが…「ゆる登山」にハマって抜け出せなくなりました。

平凡な毎日を送っていたのに、ある日突然「登山」に目覚め、ゼロから「山登り」を勉強!「山女子」として活動する日常をかわいいイラストにして発信しているイラストレーター兼漫画家のありを(@arichon_official)さん。

ウォーカープラスでは、「ゼロから山女子はじめてみました」と題し、ありをさんが「山女子」として日常を送る実録漫画と、登山に興味がある方必読の「山登り知識コラム」を全編描きおろしでお届けします。

体力が無くても!友達が居なくても!大丈夫。この漫画を読めば山登りの知識も魅力も全部マルっとわかるはず!ゆるーく「山登り」はじめてみませんか?




――無趣味とのことですが、これまでに趣味はなかったのでしょうか?

学生時代は絵を描くのが好きで、それが趣味といえました。しかし、社会人になると仕事で忙しくなり趣味が後退し、熱が薄れました。仕事に生きがいを感じていたこともあったと思います。

これまで旅行・買い物・漫画・カラオケなど楽しめることは多くありましたが、趣味と呼べるものはなく、次第に趣味を楽しむ友人や職場のスタッフに憧れを抱くようになりました。

趣味を模索していた時期もあり挑戦しましたが…(ジョギング・料理教室・ジム・ヨガ・読書・ライブ観戦・カフェ巡りなど)どれも楽しいとは思いながらもハマりはしませんでした(笑)。

――趣味について職場でいろいろな方にインタビューされていましたが、その中で印象的だった・気になった趣味はありますか?

印象的な趣味については、釣りやサーフィン、ディズニーやアイドルの推し活動などの趣味です。県外にまで出かけるエネルギーと情熱が印象的でした。その頃の私は、友達が誘ってくれる旅行以外で県外から出ることはほとんどなく、自らの足で休日を全力で楽しんでいる姿に羨望しました。

――漫画をきっかけに登山に興味を持たれたとのことですが、漫画の中で一番魅力的だと感じたことはなんですか?

「主人公が山で過ごす時間」に一番魅力を感じました(絞れずざっくりしててすみません…)。山に登るだけの行為なのに、主人公は驚くほど山でいろいろな経験を重ねていました。出会いや発見、幸せ、失敗からの成長、深い考え事、気候や四季を感じるなど…豊かな時間がそこに詰まっているように感じました。漫画を読んで「その山の時間を私も味わいたい!」と強く思いました。

また、一見普通の主人公なのに一人たくましく山を歩く姿は、私にとって魅力的に映りました(私は旅行の計画も自発的にしたことがなく、いつも誰かのお世話になっていた残念な奴です)。マッチョな主人公が険しい山をガシガシ歩く内容だったら、私は山に導かれなかったと思います。「もしかしたら私にもできるかもしれない」と思わせてくれたのも、この漫画の魅力だと感じます。





取材・文=濱田瑠奈

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