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ハンバーガー好き俳優・小林亮太がグルメバーガーの名店を紹介!新店舗から老舗まで10種のバーガーをレポ

  • 2023年8月9日
  • Walkerplus

人気漫画の主人公役など数多くの舞台やドラマ・映画に出演する俳優の小林亮太が、都内近郊の人気グルメバーガー店をナビゲート。

都内近郊で食べられる絶品バーガーを一挙に5店舗紹介する。
※メニューはすべて取材時の金額です

■江東区「Louis Hamburger Restaurant(ルイス ハンバーガーレストラン)」
2022年11月に東陽町の団地エリアの一角にオープンした「ルイス ハンバーガーレストラン」。まるでアメリカのロードサイドにあるダイナーのようなおしゃれな店構えの同店は、店主の小塚研介さんのこだわりが詰まったチーズバーガー専門店だ。

人形町の老舗「BROZERS'(ブラザーズ)」で修行を積んだ小塚さんが、あえて修行元とは方向性を変えてオリジナリティを追求して作るハンバーガーは味も見た目もピカイチ。

まずは、ライトブルーのプレートに輪切りレモンのイエローが映える「レモンチーズバーガー」(1870円)を実食した。

「ちょっと甘いバンズとレモンのシロップ漬けのさわやかさがいい。それに、バンズとサワークリームの相性がとてもよくて、下にタルタルとチェダーチーズでパンチがあるけど、レモンがいいバランスを取っている感じですね。ボリュームがあるけど、不思議な柔らかさというか丸みがあるんです」(小林)



また、歌手のエルビス・プレスリーが好んで食べていた「エルビスサンド」をバーガーにアレンジし、ピーナッツバターとバナナ、ベーコンをサンドした「エルビスチーズバーガー」(1925円)も、甘さと塩味のバランスが特徴的な1品だ。

「ピーナッツは香りで、バナナの甘みとベーコンの塩味、パティに振ったペッパーの風味のバランスがいいバーガーです。全体が程よい甘さでまとまっているので、食べやすい。あと、しっかりとしたペッパー感がパティを引き立てているように思います。グリルドオニオンが薄めなのもいいのかな。シャキシャキ具合が残る火入れ加減で、辛くなく甘すぎず絶妙です」(小林)



■渋谷区「ICON(アイコン)」
渋谷区代々木にある「アイコン」は、小林がプライベートでたびたび足を運び、常連になっているグルメバーガー店のひとつ。

デザインを“伝える作業”ととらえ、料理もデザインと同じと考えるデザイナーで店主の片寄雄太さんが、思いやおいしさを伝える手段として生み出す独創的なハンバーガーが同店の特徴といえる。

ジビエやレア食材を使った限定メニューをつい選んでいるという小林は、パティ、ステッペンチーズ、生胡椒、ギンディージャ(青唐辛子の酢漬け)、レッドオニオン、ドライトマト、ベーコン、グリルドレタスをサンドした、同店のシグネチャーメニュー「アイコンバーガー」(2530円)を食べて原点回帰することにした。

「甘めのバンズを使っているというのもあるし、ステッペンチーズがまろやかだからというのもあって、ベーコンの塩味などのカドがないんです。タルタルソースの上にある生胡椒がアクセントになって飽きずに食べられるし、ギンディージャの辛味と酸味が時々現れるのもおいしい!アイコンバーガーは特に、どこを食べても旨味がある感じがします」(小林)



店内にはたくさんのハンバーガーグッズと並んで、仮面ライダー作品のフィギュアやガジェットも飾られている。そんな仮面ライダー好きの片寄さんが、小林も出演している「仮面ライダーアマゾンズ」にちなんで考案したバーガーが「アマゾンズバーガー」(2805円 ※ランチタイムはマッシュポテト付き)だ。アマゾンカカオなど珍しい食材を使ったこのバーガーを、意外にも初めて食べることになった小林の感想は?

「味としては酸味というかほろ苦さ…深みが出る感じがします。それに、マカンボ(南米原産のナッツ)の食感もおもしろくて、新しいものと出合った感覚です。カカオの香りとレーズンのフルーティーさがすごく合うんですよ。チョコがけのドライフルーツがあるくらいだから、フルーツとカカオって相性がいいんですよね。でも、甘くないから、ちゃんと食事系のハンバーガーとして成立しています」(小林)



■港区「MUNCH'S BURGER SHACK(マンチズバーガー シャック)」
柳澤裕さん・裕美子さん夫妻が港区・芝で営む「マンチズバーガー シャック」は、移動販売車での開業から15年続く老舗バーガー店だ。

2017年に米・トランプ前大統領が来日した際に立ち寄った店としても話題を集めたほか、グルメバーガー業界を盛り上げるべくYouTubeでの情報発信も積極的に行っている。

小林は、トランプ前大統領も食べた「コルビージャックチーズバーガー」(1660円 ※自家製ポテト付き)に、自家製ベーコン(180円)とグリルオニオン(120円)をトッピングしてカスタムした。

「たくさん具材がのっているけど、やっぱりお肉の主張がすごい。旨味があって、食べ応えがあるのに柔らかい。それに、ハニーマスタードとBBQソースもどちらが主張しすぎることがなくバランスがよくて、お肉や野菜のおいしさを引き立てているんです。マヨネーズとクラッシュオニオン&レリッシュを合わせているのも、タルタルっぽいけどタルタルみたいに重くないからさっぱりと食べられます」(小林)



そして、「スタッフ全員が好きなバーガー」だと教えてもらった「メキシカンバーガー」(2280円)にも注目した。焼きトマトをベースに青唐辛子やパクチーを加えたサルサソースにチリミート、サワークリームなど、ピリ辛の具材をトッピングしたこのバーガーを食べるのは始めてという小林は、ひと口食べて驚きの表情を浮かべていた。

「今までマンチズで食べてきたバーガーと全然違うので、組み合わせ次第でこんなにも変わるものなんだとびっくりしています。アボカドが口の中でソースみたいになるのもいいのかも。サルサや肉感のあるパティを上手につないでくれて、まとまりがめちゃくちゃいいんです。サルサソースの水分が少なめだからなのかな。メキシカンを食べると、このヒールが分厚いバンズの魅力もより感じられる気がします」(小林)



■江東区「潮見スキッパーズ」
2021年にアメリカで開催されたハンバーガーの世界大会「World Food Championships」(ワールドフードチャンピオンシップ)に初めて出場した日本人チームのメンバーでもある、東條正寿さんが店主を務める「潮見スキッパーズ」。

汐見運河を臨むカナルビューのおしゃれな店内でいただけるのは、オーストラリア産のビーフを使った2層構造のパティや旨みをふんだんに含む出汁ベースのオニオンソースなど、世界大会での経験も生かしたこだわり食材で作るハンバーガーだ。

そこで、進化を続ける同店のシグネチャーメニューのシリーズから、取材時の最新作「スキッパーズバーガー 4.0〜ブルーチーズとオニオンソース〜」(2140円)をオーダーした。

「ハラペーニョの味変もめちゃくちゃいい。一気にさわやかになって全然違う味になる感じがします。普通のハンバーガーはレタスを使うところ、ルッコラを使っていて香りも全然違うんです。2種類の肉を使っている、ほかとは違うパティの存在も大きいです。肉汁と食感を楽しめるというのがすごくわかります。ここではほかのバーガーも食べたことがあるんですが、特にこの4.0はブルーチーズとオニオンソースの旨さがプラスされてパンチがあるけど、パティの食感が優しくて、そのバランスがいいなと思います」(小林)



もう一品に選んだのは、同店でリピート率No.1の「タルタルチーズハッシュ」(1880円)。その名の通り、ハッシュドポテトをサンドし、こだわりの卵「深谷の紅卵」を使った自家製タルタルソースでうまみをさらにプラスしている。

「ハッシュポテトが入っていても、スキッパーズのバーガーはやわらかい。ハッシュポテトの存在感が立ちますね。間違いなく肉がうまいから、ハッシュポテトとバーガーが合うんだろうなって思います。ハッシュドポテトとバーガーは合う。お肉がおいしいからおいしい。ぜひ食べてください!」(小林)



■港区「FELLOWS(フェローズ)」
老舗ハンバーガー店「FELLOWS(フェローズ)」は、駒沢で開業したのち2011年に表参道へ移転し、現在は海外の古民家のような一軒家で絶品バーガーを提供している。ハンバーガー店の店主からもファンだと名前が上がる同店だが、小林にとっても“ハンバーガー好きの小林亮太にとって原点のような場所”だという。

多くのハンバーガー好きに愛されるおいしさの秘密のひとつに、店主の黒川貴史さんがこだわって完成させた“とにかく肉が旨いパティ”がある。

オニオン、トマト、レタスをグラハムバンズでサンドして、味付けは塩コショウとマヨネーズ。そんなスタンダードなハンバーガーで、小林に肉の旨みを堪能してもらった。

「フェローズのハンバーガーは何度も食べているけど、本当においしいんです(笑)。炭火焼きのパティがいい。炭火の香りとマヨネーズって合うんですよ!パティにも玉ネギを使っているからか、トッピングのオニオンとの相性もすごくいい。グリルドもフレッシュもどちらもおいしいんですが、食感や風味がアクセントになるので、僕はフレッシュオニオンがより好きです」(小林)



オーダーごとにヒッコリーのチップでバンズをスモークする「ヒッコリーバーガー」(2420円)も実食した。スモークに手間がかかるため、1日5食限定・ディナータイムのみの提供で、小林も食べるのはこの日が初めて。

「パティ、ゴーダチーズ、エッグ、ベーコンがずっしりのっているので、本当に重いです。全部が濃い。全部が濃いけど、どんどん食べ進めてもずっと香りが新鮮に届くから、やっぱりスモークってすごいんだなって。鼻を近付けたときに感じるスモーク感もそうだし、食べたとき、口の中でダイレクトに香りや旨みが広がってくる感じが、ほかにはないと思います」(小林)



夏休みはおいしいハンバーガーを求めて、普段は行かないエリアに足を運んでみるのもいいかも。夏季休暇など店休日や営業時間が変更になっている場合もあるので、お店の公式SNSなどを確認のうえ、熱中症などにも気をつけておでかけを楽しんで!







撮影=小山志麻
ヘアメイク=田中宏昌
文=大谷和美

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※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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