
自身の妊娠がきっかけで育児などの漫画を描くようになったしゃけなかほい(@syake8989)さん。お店を利用するちょっと変わったお客さんやクレーマー対応したエピソードなどをコミカルに描いていて、今後の展開に注目したい作品がそろっている。今回はスーパーでクレーマーが登場する2作品をご紹介するとともに、実際にクレーマーの対応をした当時の感想などについても伺った。
■いきなり鬼の形相で怒鳴るクレーマー
ある日、スーパーのレジ打ちで常連のお客さんを対応。お客さんにお会計は「ポイント払いで!」と言われたので、「ポイントのご利用はあちらのサービスカウンターで商品券に換えてからご利用ください」と丁寧に説明。すると「はぁ!?なら最初からそれ言ってくれる!?」と鬼のような形相でブチ切れられ、クレーマーの態度に唖然とするのであった。
■混雑時にポイント交換を迫る迷惑なお客
それは、スーパーがすさまじく混んでいたときのこと。いつものようにレジで金額を伝えると、お客さんから「ポイントでお願いします」と言われる。ルール通りにしゃけなかほいさんがサービスカウンターでポイントを商品券に交換する。急いでレジに戻ると、そのお客さんは「あら、交換しなきゃいけないなら自分で行ったのに」と明るく言ってくる。お客さんの前で笑顔をキープするも、心の中では『嘘つけクソババア』とただ思うばかりだ。
SNSやブログでコミカルなエッセイ漫画を投稿しているしゃけなかほいさん。実際に本作のクレーマーを対応した感想について伺うと、「鬼の形相はめちゃくちゃ怖かったです。最初から言えと怒鳴られても、最初から言っていました…」と話してくれた。
ポイントカードはお客さん自身が専用のカウンターで交換することが多いが、こちらのスーパーではわざわざスタッフがカウンターまで行き、お客さんのポイントを交換するルールが浸透している。
本来のルールとは違うがそのように対応された理由について聞くと、「混んでいるときは隣のレジへお客さんが押し寄せたりして、他のスタッフにも迷惑がかかるのであまり行きたくなかったのですが、仕方ありませんでした。数日前に教育係のおばちゃんにも言われ、以前のようにお客さんからクレームを言われるのも怖くなっていたので、そのように対応しました」と語る。
今回はスーパーを利用するクレーマーの作品をご紹介しました。今後はどんな作品が公開されるのか気になるところだ!
取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)