
TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。2023年3月には初の著書となる「アラフォーまきこのごゆるり家事」を上梓して話題を呼んでいる。
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品の一部を、本人のコメントと共にお届けする。今回は断捨離のお話。「捨て」と「残し」、皆さんはどんな基準で選定していますか?
今回はゴミ捨てにまつわるストーリーでした。夫のサトルさんと暮らし始めたことをきっかけに、より断捨離に興味が湧いてきました。お互いに整理整頓したい気持ちがあるけれど、ついつい物が増えていくという性格なので定期的に断捨離しています。
「捨て」のポイントは、もったいない…と思い始めると自分の心も削れていく気がするので、迷ったら深く考えずにゴミ袋に入れることです。まだまだ使えるものは、リサイクルショップへ持っていきます。数百円にしかならなくても、だいぶ気持ち的には楽です。
断捨離していくと、あぁなんでこれ買っちゃったんだろう…と自分の戒めにもなるので、新たに何か買う時に慎重になっていくんですよね。たくさん買い物していろいろ失敗もしてきましたが、最近はいい勉強になったと思っています。
「残し」のポイントは、まだきっと使うという見込みのあるものですが、この「残し」ジャッジが数回続いても使用せずに放置している物に関しては、断捨離します。
子どもが居ると、あっという間に物が増えて、断捨離が難しいなと感じます。必要不可欠なものなので仕方ないのですが…。乳児期はもう断捨離は諦めて、手を伸ばせば必要な物に手が届く…みたいな生活をしていました。
出産は母体にもかなりダメージが大きい出来事ですよね。私は基礎体力がなかったのもあって、産後は万年床で巣ごもりしているような生活でした。その時はひどい部屋の状況でしたが、子どもが成長してきた現在では自分の気分転換のために断捨離をしたりしています。