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おでかけのお供にもピッタリ!「桃鉄」で中学受験対策!ハイレベル地理学習本で“おもしろく学ぶ”を実現

  • 2023年5月11日
  • Walkerplus

「桃太郎電鉄」シリーズと言えば、子供から大人まで幅広く愛される国民的ボードゲーム。すごろくのようにサイコロを振って日本全国をめぐり、各地の物件を買い集めるというゲームシステムで、「桃鉄で地理を覚えた」「各地の名産品を知った」という人も多いだろう。遊びながら自然と知識が身につくため、これまでにも「桃鉄」とコラボした学習本は数多く出版されてきた。

※2023年4月12日掲載、ダ・ヴィンチWebの転載記事です

このたび刊行された『桃太郎電鉄でポイント135 日本地理まるわかり大図鑑』(伊藤賀一・玉田久文・株式会社コナミデジタルエンタテインメント:監修/講談社)も、そんな「桃鉄」学習本のひとつ。

だが、本書は中学受験や定期テスト対策にも役立つ本格派! オンライン学習サービス「スタディサプリ」の“世界でいちばん生徒数の多い社会科講師”伊藤賀一先生、“中学・高校受験問題のエキスパート”玉田久文先生というトップ講師2名が監修を手掛け、楽しみながらみっちり学べる学習本に仕上がっている。

構成は「気候と地形」「農業と工業」「地方」「世界の中の日本」の4章から成り、「海と海流」「米作り」といったテーマについて見開きでコンパクトに解説。「SDGs」「食品ロス」「地球温暖化」など中学受験の定番テーマも掘り下げられており、最新トレンドをしっかり把握できる。

しかも、絶対に押さえるべきポイント、4段階で学べるまとめ、テストによく出る全135のキーワードが、「桃鉄」のキャラクターやゲーム画面、豊富な写真とともに解説されているので、小学生でも飽きずに楽しく学べそうだ。

さらに、「地理は得意なのでもっと深く学びたい」「高校受験に役立てたい」という人のために、ページ右下ではSNSのつぶやき形式でハイレベルな知識を掲載している。ちなみに、このつぶやきは、「ここまで理解できれば確実に点がとれる」という伊藤先生のお墨付きで、親世代も感心する情報が詰め込まれている。

各章の最後には、玉田先生が作問したクイズも。基本的な初級問題から、中学受験・定期テストでも出題されそうな上級問題まで、順を追って習熟度を確認できる。子どもが自分で解くのはもちろん、親子で問題を出し合ったり、オリジナルクイズを作ったりすればコミュニケーションも深まるはずだ。

1テーマ5分ほどでサクッと読めるが、驚いたのはその密度の濃さ。「桃鉄」のイベントを絡めながら、必修ポイント→まとめ→受験頻出ポイント→ワンランク上の知識と順に解説されるので、どんどん学びが深まっていく。

地理=暗記科目と思われがちだが、この本では「なぜこの地域でこの産業が発達したのか」という“なぜ”に力点を置いているのも大きなポイント。例えば、ただ「米の収穫量1位は新潟県」と暗記するのではなく、「米作りには大量の水が必要。日本海側は雪が多く降るから、新潟県では稲作がさかん」と“なぜ”を理解することで、背景までしっかり頭に刻み込まれ、知識が定着しやすくなっている。

『桃鉄』は好きでも、「地理は覚えることが多くて苦手」「テストの点数がいまひとつ伸びない」という小中学生も少なくないはず。だが、この本なら『桃鉄』と連動して、自然と知識が身についていく。何度も繰り返し読めば、地理が得意になること間違いなし。「桃鉄」を親子でプレイする時も、地理の視点を持てばさらに深く楽しめそうだ。親世代も一緒に、ぜひ学ぶ楽しさを味わってほしい。

文=野本由起

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