
ザ・リッツ・カールトン大阪1階の「ザ・ロビーラウンジ」では、イギリス王室御用達のラグジュアリーブランド「Asprey(アスプレイ)」とコラボした「アスプレイ アフタヌーンティー」(6900円、英国産スパークリングワイン、マカロンのお土産付きは1万1000円)を2023年4月10日(月)~5月15日(月)まで提供する。
英国チャールズ国王の戴冠式を記念したこのアフタヌーンティーを、ウォーカープラス編集部員がひと足早く体験。シェフのいちおしメニューやスイーツに込められた思いなどを紹介する。
■ひと目で心を奪われるきらびやかなスイーツたち
ジュエリーをはじめハンドバッグ、シルバー製品などを展開するアスプレイとザ・リッツ・カールトン大阪のコラボレーションは、2018年と2020年に続き3度目。今回のテーマは2023年5月6日(土)にロンドンのウェストミンスター寺院で行われるチャールズ国王の戴冠式で、今年にふさわしい内容だ。
ティースタンドの1段目に乗せられたスイーツは英国国旗に用いられる赤・白・青を基調とし、色鮮やかで美しい。
イギリス出身のシェフ・エリオット氏に特におすすめのメニューを聞いてみると、「クラナカン」だと教えてくれた。これはスコットランド発祥のスイーツで、生クリームにスコッチウイスキーに浸したオーツ麦を混ぜ合わせ、フランボワーズを合わせたもの。筆者は初めて食べたが、オーツ麦のプチプチとした食感とクリームのトロリとした舌ざわりのコントラストが面白く、一口で魅了された。
他にもアスプレイのブランドカラーである紫色を反映した「ブルーベリータルト」や、エリオット氏が祖母と夏によく飲んだドリンク・コーディアルをイメージした「ブラックカラントムース」など、イギリスの文化を感じるメニューが並ぶ。
また、アスプレイが初めてプロデュースするチョコレートも世界に先駆けて登場。ザ・リッツ・ロンドンで10年の経験を持つショコラティエを抜擢し、繊細な細工が施された8種のチョコレートを生み出した。今回のアフタヌーンティーでは8種の中から好みの1種を選んで味わえる。
■チャールズ国王好みのスコーンや定番のパーティーメニューなど、英国の文化を食で堪能
2段目のスコーンはチャールズ国王が素朴なタイプのスコーンが好きなことから、あえてシンプルなものにしているそう。
「ヴィクトリアケーキ」にあしらわれたエンブレムにも注目を。これは今回の戴冠式を記念して制作されたエンブレムで、自然を愛しチャリティー活動や農業支援に力を入れるチャールズ国王の姿勢に敬意をあらわし、4つの国の植物が描かれているのだそう。
3段目のセイヴォリーは、戴冠式が行われる日に英国各地でパーティーが開かれることにちなみ、祝いの場で食べられる定番メニューの「デビルドエッグ」や「ローストビーフ」が登場。なかでも「コロネーションチキン」は1953年に行われたエリザベス2世女王の戴冠式に際して考案され、現在では国民全員から愛される伝統料理になっているそう。
英国貴族の邸宅を思わせる重厚な空間で、歴史的な戴冠を祝う今だけのアフタヌーンティーを楽しんでみては。きっと忘れられない思い出になるだろう。
※メニュー内容は仕入れ状況により変更する場合があります。
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