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【アイドルWalker・台湾編】ダンス&ボーカルグループBUGVEL・GUNO「台湾でステージに立っておばあちゃんに見せたい」

  • 2022年11月3日
  • Walkerplus

誰もが特別な思いを持っているであろう、生まれ故郷に対する“ジモト愛”を語るインタビュー連載・アイドルWalker。今回は、2022年3月にデビューを果たした5人組の実力派グループ「BUGVEL(バグベル)」のメンバーを1人ずつ特集していきます。ラストを飾ってくれるのは、台湾出身のメンバー・GUNOさん。高校生の時にアーティストを目指して単身韓国へ渡り、海外での生活が長いGUNOさんが、日本で台湾を感じられるスポットへ訪れました。


■Facebookは高校生になってから知りました(笑)
――地元・台湾での思い出は?

僕は高1まで台湾に住んでいました。小さい時は台北市に住んでいて、今はその周りの新台北市に実家があります。横浜と新横浜みたいな感じ?違いますか?(笑)中学生の頃は、学校と家から近かった西門町という繁華街にほとんど毎日遊びに行っていました。若者が集まる街なんですが、ショッピングしたり映画を観たり、本当に何でもあるんです。家にはパソコンが無かったので、ゲームをするためによくネットカフェにも行っていました。

――子供の頃はどんな子でしたか?

中学生の頃は、実はめっちゃ反抗期でした(笑)。まっすぐ家に帰らずに遊んでいたりしましたが、学校では静かなタイプでしたね。友達も多くはなかったし、当時はスマホもパソコンも持っていなかったから、Facebookは高校生になってから知りました(笑)。

――友達と遊ぶ以外では、どんな風に過ごしていましたか?

ただなんとなく街の風景を眺めたり、夜になったらテレビでドラマを見たりしていました。当時夜12時から「ウォーキング・デッド」が放送されていて、観ようとすると親に怒られるんですが、こっそり観ていました(笑)。めっちゃ面白かったです。


■ジェシーとラビが日本に来れるまでカウントダウンしています(笑)

――アーティストを目指すことになったキッカケは?

小学校6年生くらいの時に、英語のレッスンで先生がジャスティン・ビーバーの「Baby」の映像を見せてくれて、それがすごくカッコよくて、その時、歌手になりたいと思いました。その後、高1の時にFacebookのアカウントを作ったら、SMエンターテインメントのオーディションチームから連絡が来たんです。「これって本物なのかな?」と不安に思って、学校の先生にも相談しました。台湾のホテルでオーディションがあったのですが、その時も「なんでホテル?」ってすごく怖かったです(笑)。オーディションでは歌を5曲、ダンスを6曲くらい見せて、合格して韓国へ行くことになりました。

それから事務所を移って、2018年に「YG宝石箱」というサバイバル番組に出ました。その時はまだ韓国語もわからなくて、中国語を話す練習生が他にいなかったので大変でしたが、それでもすごく楽しかったです。会社のスタッフさんたちも、家族みたいに接してくれました。

――「YG宝石箱」の後には「PRODUCE X 101」にも出演されましたが、連続でサバイバル番組に挑戦するのは大変だったのではないでしょうか?

「YG宝石箱」はYGスタイルで練習の時間もいっぱいあったんですが、「PRODUCE X 101」はYGスタイルとは全然違ったのですごく大変でした。YGが求めているアイドルと「PRODUCE X 101」の国民プロデューサーが求めているアイドルとは全く違っていましたし、ストレスも受けることも多かったです。

――そんな大変な時期があっても、ポジティブに夢を追い続けられた理由は何ですか?

実は、最近になってやっとポジティブになれた気がします。半年前に来日する時は、実家で飼っていた犬のジェシーとうさぎのラビを置いて自分だけ日本に来ることに罪悪感があって。ジェシーとの写真を見ながら、僕の選択は正しかったのかな…と悩んだりもしました。でも社長さんが僕に「ジェシーとラビを日本に連れてきていいからね」と約束してくれたこともあって、ポジティブになれました。最近は、実家にいるジェシーをペットカメラで眺めたり、カレンダーを見ながらジェシーとラビが日本に来れるまであと何日…ってカウントダウンしています(笑)。

■観光大使・GUNOが新台北の中和区と嘉義市をオススメします!

――家族は、アーティスト活動をどう応援してくれていますか?

普段、家族とはあまり仕事の話をしないんです。4月のデビューショーケースもコロナの関係で家族が観に来ることはできなくて、それが今でも心残りですし、韓国での活動も含めて、まだ1回も家族に僕のステージを見せられたことがなくて。特に、一番見せたい人はおばあちゃん。でも体調の問題もあって日本に来るのは難しいかもしれないので、BUGVELで台湾に行けたらいいですね。

――BUGVELの活動で、台湾に貢献したいことは?

日本と台湾の懸け橋になれるような、観光大使みたいな活動が夢です。日本の観光を台湾の人に伝えたり、逆に台湾の観光を日本の人に伝えるのも良いですよね。綺麗なお店というより、本当においしい店を紹介したいです。

――ファンの方に、台湾で行ってみてほしい場所は?

僕の家の近く、新台北市の中和区です。特にオススメのメニューは焼き棒餃子。本当に有名で、遠いところから食べに来る人も沢山います。他にも焼きそばや涼麺が有名で、棒餃子・涼麺・焼きそばの3店がゴールデントライアングルみたいな感じになっていて、このあたりにおいしいお店が集まっているんです。焼きそば店の社長さんは、僕のお友達ですよ!(笑)

台北から少し離れるとしたら、嘉義市もオススメ。この地域にもおいしいものが沢山あるのと、「嘉義民雄鬼屋」というめっちゃ有名な心霊スポットがあります。でも近くには普通のカフェもあったりして、そんなに怖くないですよ。それと嘉義はジーローファン(鶏肉飯)発祥の地なので、台湾で一番おいしいです。ヤーローファン(鴨肉飯)もおいしい!日本ではあまり食べられないかもしれませんね。観光大使・GUNOが自信を持ってオススメします!(笑)

■思っていたより日本の人たちは恥ずかしがり屋さん?(笑)

――先日、初めてのファンミーティングがありましたが、どうでしたか?

デビューショーケースの時は急な来日だったので出られないステージがあったんです。そして会場を見渡しても、僕のファンの方が少ないように見えて…ちょっと寂しい気持ちもありました。でも今回は僕のボードを持ってくれている方が増えたように感じて、それがすごく嬉しかったですし、心が温かくなりました。ただ、BUGVELのダンスって本当に激しくてやばいんです!!(笑)呼吸するのも大変でしたし、足もつりそうになりました(笑)。

――来日してから約半年経ちましたが、日本での生活はどうですか?

思っていたより日本の人たちはクールだと感じました。クールというか、みんな恥ずかしがり屋さん?ですよね?僕がアニメで観ていた「クレヨンしんちゃん」はもっと人と人との距離が近かったように感じていたんですが(笑)。同じマンションの下とか上に住んでる方たちとも、台湾だと笑顔で挨拶しますが、日本ではあまりしないんでしょうか?僕が元気に挨拶したときにびっくりされてしまったことがあって、それがちょっと寂しいです(笑)。

■台湾バーガーは、台湾でもよく食べていました

――撮影で訪れた「東京媽祖廟」はどうでしたか?

懐かしくて、本当に久しぶりに台湾の雰囲気を感じました。パワースポットみたいに、入ったら違う空気が流れている感じで、すごく落ち着いて安心しましたね。たまたまそこにいらっしゃった台湾のおばあちゃんもとても親切にしてくれました。

台北にも龍山寺という大きなお寺があって、願いごとや不安なことなど、神様にお願いしたいことがあると行くところです。東京媽祖廟にあった仏像は、台湾だと基本どの家にもあります。あとは「紙銭」というものがあって、この世で焼いたらあの世でお金として使えるというものなんですが、台湾の人たちはそれを箱ごと焼いたりするんですよ。

――「合作社」の台湾料理も、GUNOさん絶賛でしたね。

僕は結構、味にはうるさいタイプなんですが(笑)、めっちゃくちゃおいしかったです!今日食べた台湾バーガーも大好きで、台湾でもよく食べていました。合作社の台湾バーガーは、お肉がすっごく大きかったですね。今まで日本で食べた台湾料理の中でも、1、2を争う美味しさでした。10点満点中9.5点!

久々に台湾の雰囲気を味わえてうれしかったですし、まだコロナでなかなか海外に行けないと思うので、日本のみなさんが台湾を味わいたい時には、僕が今日撮影で行ったところに是非行ってみてください。


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