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「帰りの会」で女子と男子が大バトル!子供時代を思い出すノスタルジー系あるある漫画に感動&爆笑

  • 2022年10月30日
  • Walkerplus

昭和を思わせる世界観を舞台に、子供時代の“あるある”を切り取った漫画『しなのんちのいくる』をSNSに投稿している漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。

『しなのんちのいくる』の主な登場人物は、生意気盛りの男の子「いくる」、中学生の姉「しなの」を中心に、その家族や個性豊かな友達たち。どこにでもいるような親しみあふれるキャラクターたちが繰り広げる、思わず「あった!あった!」と言いたくなる日常の1シーンを切り取り、ギャグタッチで描いていく。

今回は、寒さが深まる季節にぴったりな、心がホッと温かくなる5つの作品をご紹介!


■給食袋を救出せよ!「必要なのはパワーだ!」
木の枝に引っ掛かってしまった2つの給食袋を前に、呆然と立ち尽くす男子たち。そこに登場したのがいくる。得意げな表情のいくるは、一体どうやって給食袋を救うのか…?子供たちの真剣な眼差しに、思わず笑ってしまう作品。

「ランドセル、僕もかなり雑に扱っていました。シールを貼ったりわざと潰してみたり…。でもどんなに雑に扱っても6年間壊れなかったので、ランドセルってすごいですよね」

■兄妹の絆に思わず感動…「美味しすぎる焼き鳥」
珍しくいくるもしなのも登場しない、同じ町の兄妹のストーリー。キッチンカーで焼き鳥屋を営む兄が、ある事情から新しい販売場所を探すはめになってしまう。落ち込む兄を応援しようと、妹が奔走しながら新たな販売場所を探し出す、兄妹愛があふれる作品。

「これは僕も気に入っているお話です。この兄妹は今までも『しなのんちのいくる』にたびたび登場していたのですが、読者さんの人気が高かったので再度設定を掘り下げて作ったお話になります。自信作なのでぜひ読んでもらいたい作品です!」

■年に数回の貴重な瞬間!「全員集中のチャンス」
いくるの担任の先生が「年に数回、あるかないかの現象」と言うほど珍しい、クラス全員が授業に集中する瞬間。気温や天候…それとも自分のトーク力が理由か?と、思いをめぐらせているうちに、思わぬ横入りによって生徒の集中力が一気に途切れてしまう!子供らしさが爆発する作品。

「授業中、窓の外にはいろんな誘惑がありましたね。校庭に乱入する犬や突然現れる旋風なんかに大興奮していました」

■秋空に指をさす理由は?「俺の指にとまれ」
学校から帰宅する途中にしなのが偶然見かけた、異様な光景。小学生の集団が無言で人差し指を空に向けたままジーッとしている。一体、子供たちは何をしているのか?秋らしさを感じさせる、温かい気持ちになる作品。

「田舎暮らしだったので、秋になると本当に引くくらいの赤トンボが飛んでいたんです。漫画のように、空に指を向けるとすぐに止まりに来るんです」

■男子と女子のチクリ合戦が勃発!「帰りの会」
学校の1日を締めくくる「帰りの会」。その日あった出来事を報告していくなかで、誰か1人がチクリをはじめると、男子と女子で大バトルが勃発する。しかしある生徒の発言によって、男子と女子の罵り合いが一気に止み…。照れまくるいくるの表情がかわいすぎる!

「僕の学校にも帰りの会がありました。だいたい男子対女子のチクリ合いから裁判に発展するのですが、圧倒的に女子の勝率が高かったように思います(笑)」

微笑ましくて心が温まる今回の作品。次回はどのような話で懐かしい気持ちにさせてくれるのか。乞うご期待!

取材・文=橋本未来

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