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廃材をアートに! 『第29回 UBEビエンナーレ』にMOTTAINAIアートプロジェクト「北川太郎のMOTTAINAI ひろば」が登場

  • 2022年10月14日
  • Walkerplus

ネスレ日本株式会社と株式会社毎日新聞社が、2022年11月27日(日)まで開催中の野外彫刻の国際コンクール・展覧会「第29回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」の会場内に、MOTTAINAIアートプロジェクト「北川太郎のMOTTAINAIひろば」を設置した。

■廃材を使った彫刻家・北川太郎氏の作品は必見!
普段は廃棄してしまうものを材料として加工し、アート作品によみがえらせるという同プロジェクト。ネスレ日本と毎日新聞の両社は、印刷工場から出る損紙(新聞の刷り損じの紙)やコーヒーブランド「ネスカフェ」の店舗から出るコーヒー粕を用意し、第27回UBEビエンナーレで宇部商工会議所賞を受賞した彫刻家・北川太郎氏にこれらを使ったアート作品の制作を依頼。

完成した作品のタイトルは「心景(しんけい)」。竹で枠組みを作り損紙を貼ってドーム型にして、表面にはコーヒーかすを塗り固めており、見るだけでなく触ったり中に入ることもできるこの作品が「第29回UBEビエンナーレ」に設置されているのだ。会場の「ときわミュージアム UBEビエンナーレライブラリー」の雰囲気とも調和した親しみがあり、作品の周囲にはコーヒーの香りが香ばしく漂うのも特徴的。香りが媒介となり、きっと見る人の心に残る景色として記憶されるはずだ。

■夏に制作した子ども達の作品も展示!
2022年7~8月には、週刊点字新聞「点字毎日」の古新聞や「ネスカフェ エコ&システムパック」の空き容器を使ったワークショップ「MOTTAINAIひろば」も宇部(山口県)と宇治(京都府)の両市で開催。ワークショップでは、スーパー「丸久」各店舗の回収ボックスで集めた空き容器も使用した。

両会場では紙の凹凸を触って確かめたり、筒状の容器を重ねてみるなど、来場した子どもたちは遊びを通じてアートの楽しさを体験。宇治会場では、北川太郎氏と美術普及活動プランナーの大月ヒロ子氏が講師を務めた。

それぞれの会場で制作された作品の一部も今回、北川太郎氏の作品と同じ「ときわミュージアム UBEビエンナーレライブラリー」で展示されている。

■これまでのリユースアートへの取り組み
毎日新聞社とネスレ日本は、これまでにもリユースアートの普及に関わってきたが、それは「MOTTAINAI」キャンペーンを展開する毎日新聞社とSDGsの実現を目指すネスレ日本が共鳴したのがきっかけだったという。

昨年の秋には両社最初の取り組みとして、小学生が気軽にリユースアートに親しめるよう工作動画を制作。今年3月にはコーヒーショップ・ネスカフェ原宿で「MOTTAINAIクリエイティブリユース展 in 原宿」を開催し、古新聞やエコ&システムパックを活用したアート作品の展示を実施した。

今回の「北川太郎のMOTTAINAIひろば」は、これまでの活動の集大成となっているので、ぜひチェックしてみて!

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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