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小林亮太が“飲めるチーズバーガー”と驚き!ハラミを使った斬新なスタイルのグルメバーガーを紹介

  • 2022年10月12日
  • Walkerplus

舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲート。食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。

今回紹介するのは東京・上野に店を構えるアメリカンダイナー「ANDRA(アンドラ)」。鉄板の上でバーガーがチーズソースに溺れる「チーズインチーズバーガー」(1800円)を実食する。

■料理人親子が迎えてくれるアットホームなダイナー
2021年10月にアメリカンダイナーとしてリニューアルした「アンドラ」のルーツをたどると、昭和の渋谷に行き着く。

店主の塩田龍太郎さんの父・市治さんが1979年にパイ焼き小屋「ルッズグルッズ」を開業し、その店の近くに2店舗目として1982年にオープンしたのがビストロ「アンドラ」だ。2015年に店舗を現在の場所に移し、コロナ禍のテイクアウト需要などで提供する料理が変化したことなどを経て、今のスタイルになった。

メインで厨房に立っている龍太郎さんは、現在「ゴリゴリバーガータップルーム」に形を変えて営業する鉄板焼きの名店「塩屋」(西麻布)でコック長を勤めた腕の持ち主。学生時代にはアメフトのプロ選手を目指してアメリカに留学していたこともあり、アメリカンフードが好きだと語る。

「向こうに住んでいた時にお世話になったダイナーのおばちゃんが、すごくよくしてくれたんです。テーブルに5ドル置いて『これで食べさせてください』ってお願いすると、お腹いっぱい食べさせてくれて。カウンターに座ってテレビでスポーツ観戦しながら、おばちゃんが入れたコーヒーを飲むのが好きだったんですよね。昼夜行って、『あんたまた来たの?」って顔をされることもよくありました(笑)」(塩田龍太郎さん)

そのダイナーでよく、ハラミのステーキライスを食べていたことからハラミ好きになった龍太郎さんは、大好きなハラミを使ったパティを作りたいと研究を重ね、それが同店のハンバーガー最大の特徴となった。

■ハラミを使った、ここでしか食べられないスマッシュパティ
「ハラミと肩ロースをミックスしたパティなのですが、ハラミを使うことで肉がまとまりづらくなるんです」と龍太郎さん。そこで、平たく成形したパティを焼くのではなく、丸めた肉を鉄板の上で押し広げて焼く、スマッシュパティにたどり着いたのだという。

「うちのバーガーはどれもチーズバーガーをベースにしているんですが、パティを焼いているうちに肉をつなぐ役割をしているグルテンが縮んでしまうので、チーズを乗せることでその縮みをカバーしているんです」(龍太郎さん)

さらに、鉄板の上で都度味付けをすると味がぶれやすいことから、塩こしょうやセロリパウダー、チリスパイスなど7種類くらいのスパイスを先に肉に練り込んで作る。龍太郎さんが「ハラミは色が変わりやすいお肉なので、その日使うパティはその日に仕込みます」と語ると、小林も尊敬の眼差しを向けていた。

■チーズたっぷりなのに重くない!“飲める”チーズバーガー”
そんなこだわりのチーズバーガーを鉄板の上のチーズソースにダイブさせた「チーズインチーズバーガー」は、写真映えするビジュアルも印象的な1品だ。

「アメリカでは、ハンバーガーをクラムチャウダーやミネストローネなどのスープに浸しながら食べるのが流行っているので、それを参考にしました。上からチーズソースをかけるバーガーも映えますけど、食べやすいディップスタイルの方がいいんじゃないかなって。半分に切ってあるので、シェアされるお客様もいらっしゃいますよ」(龍太郎さん)

運ばれてきた「チーズインチーズバーガー」を見た小林は、「うわ〜、斬新だ。ハンバーガーをこうやって食べたことないですもん。すごい!」と感嘆を漏らしながらも「チーズソースはどうやって作ってるんですか?」とすかさず取材。「ベシャメルソースにチェダーチーズを混ぜたものです。それにフライドオニオンとフライドガーリックを散らしています」と龍太郎さんが教えてくれた。

チーズソースをたっぷりディップし、バーガーを口に運ぶと「衝撃的にうまいです!」と小林。

「見た目の背徳感を圧倒的に凌駕してくるおいしさがあります。パティの間のチーズとフライドオニオン・ガーリックを散らしたチーズソースとで、味の層が重なっている感じがめちゃくちゃうまいです!濃厚だけど、見た目ほどコッテリしていないんです」(小林)

チーズソースにはチーズを5枚、さらにチーズバーガーには合計4枚のチーズをサンドした、チーズたっぷりのバーガーだが、龍太郎さんによると「チーズソースは8割くらいが牛乳なので、食べてみればそこまで重さを感じないと思います」とのこと。

「チーズソースがするすると入ってくる“飲める”バーガーなんですよ。具材のピクルスときざみ生玉ネギがたっぷり入っていてさわやかなのと、スパイスが香るトマトベースの重くないバーベキューソースだから食べやすいんだと思います」(小林)

100グラムのパティが2枚入ったバーガーをぺろりと完食した小林は「こんなスピードで食べたのは初めてかも。『チーズインチーズバーガー』は本当に衝撃でした」と語っていた。



「アンドラ」では、テイクアウトももちろん可能。店主こだわりのハンバーガーをおうちでも堪能してみて。

ヘアメイク=田中宏昌
撮影=小山志麻
取材・文=大谷和美

※感染症対策を行ったうえ、店舗の了承を得て撮影時のみマスクを外しています。

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