サイト内
ウェブ

【アイドルWalker・北海道編】ダンス&ボーカルグループIVVY・TAIYU「地元・北海道のダンス界に刺激を与えられる存在に」

  • 2022年8月24日
  • Walkerplus

誰もが特別な思いを持っているであろう、生まれ故郷に対する“ジモト愛”を語るインタビュー連載・アイドルWalker。2022年1月に3人の新メンバーを迎え、パワーアップした今注目の男性グループ「IVVY(アイビー)」のメンバーを1人ずつ特集していきます。4人目に登場してくれたのは、IVVYのダンス担当であり、ムードメーカー的存在でもあるTAIYU。北海道の実家でもよく食べていたというジンギスカンを優雅に味わいました!

■雪が腰の高さまで積もってることも、しょっちゅうありました
――地元・札幌で過ごした、幼少期や学生時代の思い出はありますか?

冬はやっぱり雪がすごいので、毎年スキーに行っていた記憶があります。仲が良い幼なじみの家族と泊まりがけで行ったりしていたので、北海道といえば、やっぱりスキーかもしれないですね。

――北海道の人は、みんな滑れるものなのでしょうか?

そこまでではないかもしれませんが(笑)、冬は体育の授業がスキーになったりするので、基礎的なことはみんなできると思います。

――道民ならではですね。北海道の雪は、どれくらい降るものなのでしょうか?

僕が体験した一番すごい時で、家のドアの半分くらいまで積雪していました。そこまではいかなくても、ドアを開けたら腰の高さまで積もってる…なんてことは、しょっちゅうありましたね。雪がたくさん降ると、夜に雪かきをしておかないと、翌朝、車も出せないんですよ。だから親が毎晩雪かきしている姿を見ていて、大変そうだなと思っていました。

■レトロな街並みを楽しめる小樽は、プチ旅行にぴったり!
――よく「関東の人は少し雪が降っただけで騒ぎすぎ」なんて話も聞きますが…。

騒ぎすぎだと思います(笑)。東京の雪は、僕からしたら“序の序の口”くらい(笑)。初めて東京へ来た時は、鉄道会社の人たちとかも雪に耐性がないんだなぁって思いました。北海道での高校時代、地下鉄やバスが遅延すると1時間目が丸々なくなったりはしましたが、休校にはならなかったです(笑)。

――そんな雪国・北海道のソウルフードと言えば?

北海道といえば海鮮!と言いたいところなんですが、僕は食べられなかったんですよ…(笑)。なんなら、最近ハマっているスープカレーも北海道では食べたことありませんでした(笑)。北海道って、めちゃくちゃおいしいものばっかじゃん!っていうのを、東京に出てきて知りましたね。

――今日、楽しんでいただいたジンギスカンは?

ジンギスカンは、家でもよく食べてました!ジンギスカン用の鉄板もあるし、スーパーにはタレに漬けてあるラム肉とかもあったので、それを野菜と一緒に焼いて食べるみたいな。子供の頃、ジンギスカンを北海道の料理って知らなくて、焼肉の延長線みたいな感じだと思って食べていたくらい、慣れ親しんでましたね。

――うらやましいです!ファンの方が北海道に訪れた際、オススメしたい観光スポットは?

札幌市内だったら、大通公園。冬には「さっぽろ雪まつり」も開催される大きい公園で、噴水や出店とかもあったりするのでオススメです。あとは、札幌から少し離れるんですけど、小樽!電車で30~40分くらいで行けるので、プチ旅行感覚で楽しめると思います。ご飯やスイーツもいろいろあるし、景色も綺麗で、何より街並みがレトロな雰囲気なので“旅行に来た感”を味わえる風景が広がっていますよ!

■YouTuberデビューはかなり早い方だと思います(笑)
――そんな北海道で生まれ育ちながら、アーティストを目指すことになったキッカケは?

元々、ダンス&ボーカルグループは好きだったんですけど、初めて本格的にダンスを始めようと思ったキッカケは中学時代に見ていたYouTubeでした。当時から僕はゲームが好きだったので、よくゲーム関連の動画を見ていて、その中ですごく気になるBGMがあって検索してみたんです。それが「Bad Apple!!」という曲だったんですが、ニコニコ動画の「踊ってみた」みたいな感じでYouTubeにもダンス動画があって、それを見て「マネしてみたいな」と思いました。

――最初は独学でやっていたんですか?

独学でやってましたね。誰かの「踊ってみた」動画を何度も見て、振り付けをコピーしてみたいな。それからガラケーで撮影したダンス動画を自分なりに編集して、YouTubeに上げたりもしていました。だから、YouTuberデビューはかなり早い方だと思います(笑)。それで、だんだん「本格的にダンス始めたいな」という気持ちが湧いてきて、中学の部活を引退したタイミングで、ダンスや歌を学べる芸能のスクールに通い始めました。

■もっとアクティブに、いろんな世界を知ってもらいたい!
――そこから、高校卒業後に東京に上京しようと決めた理由は?

実は、ギリギリまで上京するつもりがなかったくらいでした。もちろんダンスも好きだったんですが、美容師になるという夢もあったので、美容師を目指すかたわらダンスも続けていこうと思ってて。

でも、当時働いてたバイト先のオーナーの話が運命を変えてくれました。そのオーナーは、深夜の工事現場のバイトで1000万貯めて自分の会社を作ったそうで、その話を聞いた時に「自分はまだそれ程の努力をしてないのに、夢を諦めようとしてるんじゃないか?東京でそこまでやってみて、無理だったら北海道に帰ってくればいいんじゃないか?」と思ったんです。

アルバイト会議の冒頭で、オーナーが本当に軽く話したものだったんですけど、僕はその話を聞いた瞬間から会議中も家に帰ってからも、ずっとそのことを考えてて。高3の2月とかで、もう専門学校への進路を決めていた時期だったんですが、いてもたってもいられなくなり、親に相談して上京を決意しました。

――すごく運命的なエピソードですね!その決断があって今こうして夢を叶えたわけですが、アーティスト活動を通して、地元・北海道に貢献したいなぁという夢はありますか?

北海道って、なんでも北海道内で完結しちゃうので、東京に出てくる人が少ないんですよ。僕が上京した時も、同じ高校からは僕以外に1人しか上京しなかったですし、大学卒業後に就職で出てくる人はチラホラいたんですけど、それでも本当に両手で数えられるくらいです。

ダンスに関しても北海道だけで完結している人がたくさんいるので、その状況をもっと活性化させたいという思いはあります。もっとアクティブに、いろんな世界を知ってもらいたいなぁって。僕自身も、地元と東京のダンススタジオのレベルの差にびっくりしすぎたんですよ(笑)。小学生なのに、なんでそんなにダンス上手いの!?って。

それで、通ってたスタジオの社長さんに「今度札幌に帰ってくる時、ダンスのワークショップとかやらせてくれませんか?」と提案したら、「生徒たちの刺激にもなるし、東京のダンスのレベルを知ることができてもっと頑張ろうと思えるキッカケになるだろうから、是非やってほしい」と言ってもらえて。今後は、地元でそういう活動もやってみたいと思っています!


あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.