1000人以上の吉本芸人が大集結「LIVE STAND」が12年ぶりに復活!記者会見とは思えぬ企画の数々に大爆笑

  • 2022年8月19日
  • Walkerplus

東京、大阪、福岡の3都市で開催され、総勢1000人以上の吉本芸人が出演する日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23」。2022年9月17日(土)、18日(日)に大阪城ホール、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、TTホール、SSホールで開催の「LIVE STAND 22-23 OSAKA」の魅力を伝えるため、海原やすよ ともこを中心とした記者会見が8月10日に行われた。

司会を務める藤崎マーケットの紹介を受け、海原やすよ ともこに続き、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、ダイアン、ニッポンの社長、kento fukayaが登壇した。

■「大阪公演を盛り上げたい」吉本発のバンドやアイドルも!
イベントを盛り上げる“ライブスタンジャー”に任命されているやすよ ともこ。博多華丸・大吉、中川家、タカアンドトシ、千鳥、かまいたちも名を連ねるが、「華大さんは福岡を頑張りたいと言っていたので、私たちは大阪を頑張ってやりますと言いました」と、「LIVE STAND 22-23 OSAKA」へ懸ける思いを語った。

まずは、9月17日(土)にWWホールで予定されている「ごくごくスタンド」、「ZiDol vs OCTPATH」、9月18日(日)の「ZiDol vs OWV」を紹介。「ごくごくスタンド」に出演するバンド「ジュースごくごく倶楽部」の一員であるニッポンの社長・辻、アイドルグループ「ZiDol」をプロデュースするkento fukaya、ZiDolのメンバーであるニッポンの社長・ケツが音楽主体の3公演をPRした。

ジュースごくごくごく倶楽部は辻のほか、マユリカ・阪本、山﨑おしるこ、ロングコートダディ・堂前、シカゴ実業・山本プロ野球、滝音・さすけの芸人6人で結成されたパーティーロックバンド。辻は「もともと勝手にオフをとってライブハウスに行っていたら吉本(興業)に見つかって確保されて、『吉本でやってくれ』と言われました。音楽で売れてからネタやったらめっちゃウケるんちゃうんって思ってます」と話し、MVも披露した。これには、ジュースごくごくごく倶楽部を初めて知ったという小杉も「YouTubeでフルサイズを見たい」と興味津々。

kento fukayaがプロデュースするZiDolは、ニッポンの社長・ケツ、紅しょうが・稲田美紀、男性ブランコ・浦井のりひろ、スーズ・高見、マユリカ・中谷から成るアイドルグループ。YouTubeに公開されたドキュメンタリーでも話題を呼んだ。「顔がトリッキーな人を集めたアイドルグループを作ろうと思って、そういう人を集めて強制的にオーディションをやりました。YouTubeで12話、強制オーディションの様子を撮りまして、本番の新曲発表だけ舞台でやるという形にしました」とkento fukayaは話す。

その曲は本格的で、「アイドルに失礼にならないように、プリキュアの楽曲を手掛けていた馬瀬みさきさんにお願いしました。でも得体のしれない企画だったので、最初に自腹で100万出して…」と裏話も公開した。MVが流れた後は「ケツくん、(歌詞と)口合ってました?口をパクパクして酸素足りてない金魚みたい」とツッコミが入りつつも、ともこからも「kento fukayaくんはプロデュース力がすごいって聞いていました。曲もいいし、浦井くんもかっこよく見えたもん」と高評価。

見どころを聞かれた辻は、「前にジュースごくごく倶楽部の単独ライブでは曲の後に大喜利コーナーをやって終わったんですが、今回もお笑いコーナーがあります」とのこと。ZiDolについてはkento fukayaが「(男性アイドルグループの)OCTPATHっていうガチアイドルとやる。どんどん規模がでかくなるのがおもしろいので、ケツたちが追い込まれる様を見てほしい」と話した。

その後、9月18日(日)にWWホールで開催される「あの頃のbase・5upよしもと」に出演するダイアンがステージ中央へ。お笑い劇場・baseよしもとのブームを支えた小杉、同じくbaseよしもとの舞台に立っていた藤崎マーケットのトキも交えて、クイズ「どれだけあの頃のbaseよしもとを覚えているでしょう」がスタートした。ダイアン・津田が「なんで記者会見でこんなんせなあかんねん!(取材陣の)誰もペン走ってへんねんさっきから!」と叫びつつも、当時を思い出すクイズに挑戦。

ブラックマヨネーズに関するマニアックなクイズの後、「2004年1月号のマンスリーよしもとで新年の目標を聞かれたダイアン津田はなんと答えた?」という問いには、相方のユースケが「なんかかっこつけてると思う。『バイクの免許をとる。ハーレーに乗る』とか!」と見事正解。会場を盛り上げた。

■本当に記者会見!?歌合戦の公開オーディションで大盛り上がり!
最後に、9月18日(日)の「LIVE STAND OSAKA 22-23 OSAKA」の大トリとして開催される「やすともの黒白(こくはく)歌合戦」が紹介された。やすよ ともこ、小杉、陣内智則がMCを務め、芸人が黒と白のチームに分かれて歌の対決を行うという。

出演者については、やすよ ともこが直接オファーをかけている最中だそうで、“すごい人”に依頼していると噂になっているそう。しかしこの説は、やすよが「草彅(剛)さんが出るとか言われてるけど、出ません!すごく怖くなったので、この場を借りて『出ない』と言いに来た」と否定して笑いを呼んだ。

お笑いとは違う芸人の顔を見てもらいたいという同企画。ともこは、「津田くんにもお願いしてるけど、なんも聞いてないからあんな顔してる。『俺は関係ないコーナー』って顔してる」と端の椅子に座る津田をいじったあと、「コンビで出てもらいたいと思ってるから、ユースケくんもぜひ」とオファー。さらに、「もしユースケくんの知り合いの岸大介さん(ユースケ扮する太秦の役者)にも出てもらえたら。OKやったらあたしらが横で日本舞踊踊ってもいい」と出演を打診。ユースケも「岸さんもスケジュール空いてたし」と応じ、出演が実現しそうだ。

ここで、「どうしても黒白歌合戦に出たい」と言う人たちが来ているということで、公開オーディションが行われることに。1番手は、ヘンダーソン・中村フーが真剣な表情の歌モードで登場。SMAPの『夜空ノムコウ』を歌い上げ、歌唱中はたびたびやすよ ともこのほうを振り返り、視線を送ってアピールする姿で会場を沸かせた。

続いて登場したのは、てんしとあくま・かんざき、ザ・プラン9・爆ノ介から成るユニット・五次元のシャボン玉。爆ノ介が弾くギターに合わせ、かんざきが高い歌唱力で名曲『なごり雪』を聞かせ、「いつもより上手に弾けました」というギターをジャンッ!と鳴らして退場した。

3組目は、BPM128・大村ジーニアスが鮮やかな水色の髪とサスペンダー姿で登場。やすよ ともこの出囃子であるBIG BANGの『BANG BANG BANG』を熱唱しながら、キレッキレのダンスを披露した。これには芸人らも取材陣も大盛り上がり。ともこは体を揺らし、踊り出しそうな姿を見せた。やすよも「噂には聞いていたけど、まさか(BIG BANGの)5人分を1人でやるとは。しかも踊りながら歌うって!」と絶賛した。

3組のパフォーマンスを終え、やすよ ともこと小杉が”ガチ会議“をした結果、ともこが発表した合格者は「(中村)フーくん以外です」。中村からは持ちギャグ「ダメだなぁ〜」が飛び出すが、「これが聞きたかっただけなので、ぜひフーくんも出演してほしい」とのことで、3組すべての出演が決定した。

最後に、ライブスタンジャーであるやすよ ともこがコメント。やすよが「オーディションを見て、『大阪は成功するな』と思いました。お客さんに楽しんでいただけるようなイベントにしたいのでよろしくお願いします」と話し、ともこも「東京の芸人さんも『大阪、楽しそうやね』と言ってくれます。大阪のお客さん自体が見たり盛り上げたりするのが上手なんかなと思うので、ぜひお客さんと一緒に楽しい日にできればいいなというのが1番の思いです」と締めくくった。

取材・文=上田芽依(エフィール)

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