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コールマン主催のソロキャンパー向けイベントが開催!「ソロキャンプwithコールマン」に潜入

  • 2022年6月1日
  • Walkerplus

アメリカ発のアウトドアブランド「Coleman(コールマン)」では、毎年、参加者全員が安心してキャンプを楽しめるイベントを開催しているが、今年はソロキャンプイベントを実施。そこで、2022年4月22日〜23日に行われた「ソロキャンプwithコールマン」に潜入し、ソロならではのキャンプの楽しみ方を体験してきた。

会場となったのは、千葉県山武市にある「有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場」。サイトごとに木立で仕切られており、プライベート感も感じられるキャンプ場だ。天気は、前日の大雨が嘘のような快晴。

参加者はチェックイン後、コールマンが用意してくれたソロキャンプアイテムをレンタル。ソロ用テントはもちろん、タープ、マット、寝袋、チェア、テーブル、ライト、バーナー、クッカー、焚き火台まで用意され、至れり尽くせり。自分で持参するものは、食材と衣類、カトラリー程度なので、リュック一つで気軽に参加できる。

■第一関門「ソロテント設営」にチャレンジ!
選んだレンタル品をまとめてワゴンに乗せ、指定されたサイトへ。当日の気温は24度前後と、4月にしては暖か。風もなく、設営もしやすそうな予感。

この日使用したのは「ツーリングドーム/ST」で、一般的によく使われるクロスフレーム型と呼ばれるテントだ。ポールを2本組み立て、それぞれをインナーテントのスリーブに通し、クロスさせることで自立する。「今後、ファミリー用の大きいテントを張りたい!」という人が初トライするのにもおすすめなタイプだ。

受付でもらった設営方法の案内を見ながら組み立て開始。ファミリーテントの設営に四苦八苦してきた経験から、1人でテントを立てられるのか心配していたが、意外なほど簡単に設営でき、これにはびっくり!

「ツーリングドーム/ST」は、ドーム型で天井が広く、室内はゆったり。手足を伸ばしてゴロリと横になっても余裕の広さ。1人で使うには快適すぎる空間だ。前室も広めで、靴や荷物を置いておくのにも便利。

テーブルやチェア、ランタンをセットしたら設営完了。チェアは、3段階にリクライニングする「レイチェア」をセレクト。座ったまま空を眺めることもできて、くつろぎ度は満点!
■過ごし方は自由!思い思いに楽しめるのがソロキャンの魅力
設営が一段落したところで、会場を探索してみることに。会場中央には、今回のイベントでレンタルできるものを中心に、ソロ向けのおすすめアイテムが展示されていた。

2022年2月に発売された、話題の「ソロキャンプスタートパッケージ」を発見。キャリーバッグにテントや寝袋など、ソロキャンプに必要なアイテムが10製品も入っており、キャリー一つでキャンプができると早くも人気を集めているそうだ。

今回は、参加者全員ソロということで、みなさんがどんなふうに過ごしているのか、その様子を拝見。

テントサイトで読書をしながらくつろいでいたKさんは、この日、人生初のキャンプに挑戦。この春からアウトドア関連の業務に携わることになり、これまで無縁だったキャンプをやってみようと思い立ったそう。

「テントやタープの設営はたいへんだけど楽しかったです。設営ができると、達成感がありますね。レンタルできる道具もたくさん用意されていて驚きました。今日の目的は、自然の中で読書をすることです」とKさん。

愛犬と一緒に参加する女性を発見。コチラの方もキャンプ初体験だそう。「以前から、愛犬と一緒にキャンプをしてみたいと思っていましたが、なかなかきっかけがありませんでした。偶然、こういったイベントを知り、思い切って参加してみました。設営してみて、テントだけなら自分1人でも何とかなりそうだなと自信が付きました」

■焚き火、キャンプご飯…。どれも欠かせない至福の時
会場探索をしているうちに、いつの間にか日が傾いてきたので、テントに戻って夜ご飯の準備を進めることに。急いで焚き火の支度を開始。無事に着火し、焚き火のパチパチと爆ぜる音を聞いていると、自然と心が穏やかに。

今日の夕飯は、シーフードたっぷりのアヒージョ。準備してきた材料すべてをレンタルしたクッカーに入れ、バーナーにかけて煮込むだけと簡単。ビギナーでも失敗しにくく、ソロキャンプにもおすすめだ。

参加者の方の夕飯をのぞかせてもらうと、豪華にステーキを焼く人を発見!おすそ分けしていただいたステーキを食べてみると、炭火の遠赤外線効果で驚くほど柔らかくジューシー。

「有野実苑オートキャンプ場」の売店で販売されていた掘りたてのタケノコを、大胆に焚き火で調理しているツワモノも。

それぞれ夕飯を食べ終えたころ、スタッフの声がけで焚き火エリアに参加者たちが集合し、みんなで火を囲むひと時も。束の間の交流を楽しむうちに、この日は就寝時間に。
■爽やかな朝の光で起床、そして朝食作り
2日目の朝も気持ちのいい快晴。見上げれば、木々のすき間から太陽の光が。朝ご飯を作ろうと取り出したのは、昨日レンタルしていた「ホットサンドイッチクッカー」。

前夜にいただいたステーキの残りとチーズや野菜を食パンに挟んで、バーナーで加熱。豪華なステーキホットサンドを作ることに。

コールマンの焼き印がしっかり付いたホットサンドが完成。簡単なのに、出来上がりは抜群のおいしさ。

朝食を終えたら、ゆっくりと撤収作業。洗い場で、キャンプ初挑戦だと言っていた参加者によく眠れたかを尋ねると、「それはそれは、驚くほどぐっすり!」と明るい声が返ってきた。初めてのソロキャンプは、コールマンアイテムの活躍で快適に過ごせたようだ。

■「外遊びは楽しい!」を、多くの人に伝えたい
これまではファミリーに向けたイベントが多かったコールマンだが、今回はソロキャンパー向け。実はイベント前日、キャンプ地となった千葉県山武市はあいにくの大雨にみまわれた。そのせいもあって、イベント参加を断念した人も多数いたそうだ。

「近年、ソロキャンプが定着してきましたが、気になっているけれどなかなか始められないという人もいらっしゃいます。そういった方に、きっかけとなる場を用意できたらと思い、今回のイベントを企画しました。ソロでもファミリーでも、外で遊ぶおもしろさを感じてもらうのがコールマンキャンプの目指すところ。初めてのソロキャンプは、不安なこともたくさんあると思います。それを私たちがサポートして、安全に楽しくアウトドアライフを体験いただきたいと考えています。今回は快晴でしたが、万が一雨が降っても、しっかりサポートするので大丈夫です」と話すのは、コールマンの西川宏さん。

「ソロキャンプをする際、一つだけアドバイスをするとしたら?」と聞いてみると…

「キャンプはいい意味でルールがありません。だからこそ、ソロの場合、何か一つテーマを持っておくといいと思います。例えば、とことんこだわった料理を作るとか、漫画を10冊読むとか。それでも時間を持て余したら、次はコレをしてみようと一つずつ足していくのがおすすめ。『もし楽しくなかったら帰ってもいいんだ』というくらいの気軽さで、身構えずに過ごしてみてください」との西川さんの言葉に、これからも一人だからと緊張することなく、肩肘張らずに過ごせるような気がした。

木立の中、一人だけの贅沢な時間をゆったりと楽しめる1泊2日のソロキャンプ体験。設営から焚き火、アウトドアでのクッキング、テントでの就寝。一人で行うのはどれも初めてのことばかりだったが、困った時には、コールマンのスタッフがいるという心強さもあり、安心して外遊びを楽しめた2日間になった。

コールマンでは秋にも、第2弾となるソロイベントを予定しているとか。一体どんな内容になるのか、今から楽しみでならない。

取材・文=寳田真由美、水島彩恵

※本イベントは2022年4月22日〜23日に開催されたものです。イベント自体は終了しております。
※運営・施設の了承を得て、撮影時のみマスクを外しています。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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