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見渡す限りネコ!岩合さんならではの視点が面白い写真展、阪急うめだ本店で開催中

  • 2022年5月30日
  • Walkerplus

大阪・阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーで、「岩合光昭 チャリティー写真展『ねこと半世紀、いい子ばかりです』」が2022年5月18日からスタートした。見どころや注目のオリジナルグッズなど、本展覧会の魅力をたっぷりとお届けしよう。

■これまでの作品展から、選りすぐりの約120点を展示
岩合光昭さんといえばNHK BSプレミアムの「岩合光昭の世界ネコ歩き」でよく知られている人物。まるでネコ語を理解しているかのような撮影スタイルを、見たことがある人も多いだろう。長年動物写真家として活躍し、写真がナショナルジオグラフィックの表紙を飾ったこともある大ベテランだ。

今回の展覧会は、そんな岩合さんがこれまで全国の会場で展示した作品から人気作品を選りすぐった、必見の作品展。「岩合光昭の世界ネコ歩き」はもちろん、「ねこ」「ねこ歩き」「ふるさとのねこ」「ねこの京都」「ねこといぬ」から、約120点が展示されている。

会場の入り口から、そこはもう岩合さんの世界。大きなネコの写真に視線が吸い寄せられる。最初の展示は「岩合光昭の世界ネコ歩き」。ギリシャ・サントリーニ島の青空にネコの姿がくっきり浮かび上がる。さらにイタリアやキューバなど、世界各国のネコが続々と登場する。

風景は国によって違っていても、ネコはいつだって愛らしく、誇らしげでちょっと怠惰。ネコは世界の共通言語だと、眺めながら思ってみたり。

■日本の四季とネコをとらえた傑作に、「岩合光昭の日本ネコ歩き」の新作も!
なじみ深い風景に溶け込む日本のネコたちも、個性豊かで見ごたえ抜群。雪をかぶった山やサクラなど、日本の四季の移ろいの美しさのなか、ネコたちの生き生きとした姿が印象的だ。特に、紅葉の色合いとネコのしなやかさが色鮮やかに描写された「ねこの京都」は、思わず足を止めて見入ってしまった。

「岩合光昭の日本ネコ歩き」は、2020年以降の新作ぞろい。コロナ禍で海外での撮影が難しくなったため、国内での撮影が中心となっている。今夏から予定している巡回展「岩合光昭の日本ネコ歩き」の中から、本店では一足早く最新作を一部展示。日本の「いい子たち」をいち早く眺められる。

そのほか「岩合さん徹底解剖」などと題したパネル展示やパスポート、撮影のおとものペリカンケースなど、興味深い展示がいっぱい。

■注目のオリジナルグッズも多数
ギャラリー向かいの「アートステージ」では、岩合さんのグッズや書籍などを多数販売。特にトートバッグやクリアファイル、マグネット、パスケース、ポストカードといった展覧会限定オリジナルグッズは見逃せない。ちなみに私のおすすめは、阪急うめだ本店先行販売の商品「2023年 ねこ 月めくりカレンダー」(1201円)。これがあれば来年は1年間、岩合さんのネコたちと一緒にモフモフ過ごせる。

そのほかスマートフォンケース(3300円/5月25日(水)販売開始予定)、パスケース(1980円/6月1日(水)販売開始予定)、角形マグネット(550円/6月8日(水)販売開始予定)など、阪急うめだ本店限定販売商品がある。各100個限定。

■オークションで購入もできる。売上げは日本動物園水族館協会へ
そしてこれが一番大事。本展覧会の作品はオークション形式で販売され、売上げの一部は野生動物の保護活動の支援のため、日本動物園水族館協会(JAZA)に寄付される。岩合さんのネコを愛でながら、野生動物の保護に貢献できるというわけだ。野生動物の保護や絶滅に瀕する動物たちの詳細については、ウォーカープラス連載「会えなくなるかもしれない動物図鑑」をぜひチェックして。

取材・文=鳴川和代

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