富山県の黒部市芸術創造センター セレネで、「Sound of Selene(サウンド・オブ・セレネ)」が2022年6月18日(土)に開催。音楽シーンで注目を浴びる2組が登場するとあって、話題を呼んでいる。
■「黒部市芸術創造センター セレネ」とは？
セレネは、レンガや木を多用した卵型の大ホールと、黒部峡谷の魅力を芸術を通して発信する独自の美術館を兼ね備えた、芸術性の高い文化施設。歴史ある温泉地として知られる宇奈月温泉郷にあり、2023年で設立30周年を迎える。
この特別な立地・設備・設置目的から、コンベンション×観光×芸術×自然という、セレネならではの楽しみ方ができるのが魅力。大ホールは700席(固定540席／可動160席)を有し、コンサートやミュージカル、演劇などの芸術活動の他、大規模な会議やシンポジウム、講演会などの開催も可能だ。
■イベントには洗練された音楽を奏でる2組が登場！
今回開催する「Sound of Selene」では、セレネの新たな可能性に光を当て、自然との調和をテーマに厳選した2組のミュージシャンが登場。本イベントは、セレネの卵と卵が重なり合うようなフォルムの建物に合わせて2組の音楽が響き合い、その殻を破って産声をあげるイメージで企画されたのだそう。
タイムテーブルは、まず16時30分からKan Sanoが登場。ビートミュージックを牽引する存在である一方、ジャズとクラシックが融合した独自のスタイルでピアノの即興演奏を行うなど、聞く人をその世界に引きこんでくれるはず。17時30分からは安藤裕子が登場。独自の感性で選んだ言葉を、囁くように、あるときは叫ぶように歌う彼女に、強く心を揺さぶるられるはずだ。なお、この2組の組合せは初めてという点にも注目。チケットは、全席指定6000円(高校生以下3000円、未就学児入場不可)で、チケットぴあとアーツナビで発売している。
■チケット購入者にはさまざまな特典も！
チケット購入者はイベントに参加できるだけでなく、セレネ併設の施設にて割引の適用も。日本を代表する作家が、黒部峡谷をモチーフに描いた作品を常設展示している「セレネ美術館」では「Sound of Selene」のチケットを提示すると、入館料620円が200円引きされて420円に。また、「カフェセレネ」では、チケット提示でメニューが10パーセント割引となるので、イベント前後を美術館やカフェで過ごすのも手だ。
他にも、宿泊とセットで楽しめるオプション企画もあり、公式サイトにて情報が順次公開されるのでお楽しみに！
■歴史ある宇奈月温泉も魅力がいっぱい
音楽を楽しんだあとは、2023年に開湯100周年を迎える宇奈月温泉に立ち寄ろう！宇奈月温泉は黒部峡谷の玄関口にあり、富山県随一の規模(収容人員約3500名)を誇る温泉郷。黒部川上流の黒薙から引湯して開湯以来、多くの文人墨客から愛されてきた歴史ある場所だ。
黒部川の清流を思わせる無色透明の湯は、肌にやさしい弱アルカリ性の単純温泉。源泉温度は約90度と高く、体の芯からあたたまる。黒部川に立ち並ぶ旅館やホテルから望める、四季折々の表情を見せる峡谷の絶景も見どころだ。周辺には他にも、足湯や日帰り温泉など楽しめる施設がたくさんあるので、ライブ後はぜひ、宇奈月温泉にも足を運んでみよう。
なお、担当者は次のように語っている。
「(今回の狙いは？)これまで、クラシックや演劇、シンポジウムなどで使用されるホールの新たな可能性と、若い方(20代から30代)への訴求も狙い、本イベントを企画しました」
「(今回のイチオシは？)まずは、出演者。Kan Sanoさんは4月27日にリリースしたばかりの内容になります(※ただし東京・大阪でもライブあり)。また、安藤裕子さんはライブ自体の本数が少なく、富山では初めて。さらに、この2組の組合せは初めてという点も注目です。また、宿泊とセットでお楽しみいただけるオプションもご用意しておりますので、温泉とセットでお楽しみいただけます」
「(ユーザーへのメッセージは？)来年、開湯100周年を迎える宇奈月温泉で、温泉×音楽の週末リトリートをお楽しみください」
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