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【仔猫を拾ったので】去勢手術…。そんな事は露知らずキャリー内で爆睡する黒猫

  • 2022年5月4日
  • Walkerplus

ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@yukifuri0biyori)さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。



■181日目
●黒猫は人間と一緒に布団で寝るのが好き。就寝時、人間が布団に入ると「まってました!」とばかりに飛び込んでゴロゴロ喉を鳴らしまくる。帰宅後、仕事に疲れて過ぎてそのまま床で寝てしまう事が非常に多かったのだが、黒猫がウトウトしながら待つので…結局布団まで頑張るようになった。

■182日目
●本日去勢手術。目的はいくつかあるけれど、今回最大の理由はマーキングの予防。必ず、ではないが未去勢雄は臭いの強い尿をそこかしこにして強烈な悪臭となることがある。昔飼ってた子は壁に尿スプレーはしなかったものの衣服や布団等にマーキングが始まり買い変え大変だった。

●病院によって当日の流れや方針について異なるが、ひとまず今回の流れとしては、まず朝ごはん抜きで病院
→身体検査後、血液検査&胸部レントゲン検査
→問題がなければ手術。こちらも手技によるが基本的に5分前後で終了
→麻酔覚醒後休ませて当日お迎え
そんな事は露知らずキャリー内で爆睡する黒猫

●術後。去勢手術問題なく終了。検査全て正常、麻酔異常無し。(病院によるが)手術は縫合糸を使用しない為抜糸不要でエリザベスカラーも基本的に装着せず。ついでにマイクロチップ挿入した。迷子で首輪が無くなっても、もしかしたら保護されて気付いてもらえるかもしれない。お疲れ様。

■190日目
●…黒猫と配偶者は仲が悪いわけではないのだが、黒猫の、配偶者に対する無視っぷりが相変わらず半端ない。撫でようとするとさりげなくかわしたり。「そういうのは凄く感じが悪いぞ。顔をそらすんじゃない。絶対聞こえてるだろ」と黒猫の正面に正座して生真面目に話す姿は、正直少し面白い。

■196日目
●ハッピーハロウィーン。職場で貸して貰ったハロウィングッズ(首輪)を装着。黒猫ということもあって、なんとなく首輪だけでもとてもハロウィンぽい。気がする。あと、そういえばと思い口の中を確認したらいつの間にやらキバも前歯も奥歯も全て永久歯に生え変わっていた。オットナー。

■197日目
●背中が逞しくなったなぁと思って。キジトラの大きさに近付いてきたが、実際見てみるとまだまだ黒猫のほうが小さい。体重も黒猫のほうが軽いのだが、筋肉質な為か黒猫の方がなんとなく抱き上げてみるとずっしり感がある。

■199日目
● 風呂あがり、いつもは脱衣所の扉前かバスマットの上で待機してるのに、いない。寒くなってきたから遂に待ってるのやめたか~と思ってふと見上げたら洗濯かごの中から微動だにせず凝視していたので思わず「うわッ!」と声を上げてしまった。洗濯干す時入ってきて一緒に運ぶ事はあったが…。

■201日目
●右腿を撫でていたら、かさぶたのようなものが毛に隠れているのを発見。本人気にせず。最初皮下にしこりでも出来たかと思ったが一応皮膚表面のみの模様。赤みや腫れはなく、急性というより1~2週間前後の刺激による印象。タイミング的には去勢手術時の注射痕も視野入り。数日したらハゲそう。

■204日目
●可愛くないウサチャン。勝手に別の部屋や玄関に行って情けない声で鳴いている事がある。人間を探しているようで、黒猫の名前を呼ぶとアワワワワ!と駆けてきて「どこにかくれてたさがしたぞ!」と言わんばかりにすり寄って感動の再会を果たしている。人間は動いていないのだが。

■207日目
●先日の「お風呂待ってる間は洗濯かごの中」がよほど気に入ってしまったのか冬だからなのか、大体そこにいる、というか、なんかもう寝てる。明らかに寝起きの顔で出迎える。洗濯物が黒系だと黒猫を探せゲームみたいになっている。別に大した汚れ物が入っている訳ではないからいいけれど。

■208日目
●右腿のところ、かさぶたごとごっそり毛が抜けてハゲた。少し赤みは残っているが本人気にせず、検査でも異常なく特にしこり状にもなっていないので経過観察へ。毛をめくるとわかるけど普段は他の毛に覆われて目立たない。生え変わりは数週間かかるから、暫くはハゲ残る。

■【この時期の特徴・注意点】生後半年到達!人と猫の共同生活において去勢は重要

基本的に、日本における猫の去勢・避妊手術は生後6ヶ月頃に実施することが多いです。性差や個体差はあるものの、体格や内臓の成長が安定して幼少期よりも麻酔の安全度が高まること、マーキング行為(オス)や発情期(メス)が始まる直前くらいの時期であることが要因です(保護猫などの場合は4ヶ月頃に手術をする例もあります)。

性成熟が進むとメスは発情期を迎え、交尾相手を探すため大声で鳴いたりニオイをつけようと背中をこすり付けたり時にはいつもと違う場所でオシッコをしてしまったりします。発情によるストレスから落ち着きがなくなり食欲不振に陥ることもしばしばです。オスには「発情期」というものはありませんが、匂いの強い尿を家中に撒き散らしてマーキングを始めることが多く認められます。

これらは成長とともに現れるため、猫と共同生活を行う上での飼い主と猫双方のストレス軽減や、生殖器系疾患の予防を目的として去勢・避妊手術を済ませる飼い主さんが多いです。こうした性成熟に伴う症状が生後6ヶ月よりも前に現れた場合は、早めに去勢手術を受けることも可能なので、かかりつけの病院に相談しましょう。

手術後は、傷口を舐めないように保護具のエリザベスカラーや術後服を推奨している病院があります。これは傷口をいじったりしないようにと提案されるものですが、猫にとってはかなりストレスになってしまうことも。術後暫くは食事の回数が減ったり、元気がなくなってしまったり、という事もあるので、術後はいつもより少し気にかけておいてあげましょう。

※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください


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