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サントリーが新CMに込めた想いとは?23本の懐かしの映画作品を繋いでメッセージを発信

  • 2021年12月27日
  • Walkerplus

12月23日、サントリーグループが「人生には、飲食店がいる。」というメッセージを込めた新作広告や、飲食店応援活動についてオンライン説明会を実施した。

サントリーコミュニケーションズ代表取締役の水谷徹氏はまず、居酒屋市場の現況について説明。「緊急事態宣言などが解除された2021年10月以降、回復基調にあるものの、居酒屋の経営環境は依然、非常に厳しい状況。一方で生活者の気持ちも変化していて、家での時間を充実させたいという気持ちが芽生えている。そういう状況のなかで、当社は(先払いサービス)『サントリー×さきめし』の飲食店応援プロジェクトや、WEB動画「話そう。」篇の公開など、“人と人とのつながり”を後押しするさまざまな活動を行ってきた。飲料やお酒の提供を通じて、改めて、「飲食店」という場所の価値や魅力をお伝えしていきたい」と、飲食店応援活動に込める想いを語った。

同社はこれまで、飲食店応援活動として、「人生には、飲食店がいる。」のメッセージを込めたバス停広告や屋外広告、飲食店・酒販店(約2万店)でのポスター・ステッカー展開を実施している。

また、『続 男はつらいよ』や『春だドリフだ全員集合‼』といった23本の映画作品の名シーンを繋いだ新テレビCM「人生には、飲食店がいる。『不思議な場所』」篇を公開(12月23日OA開始)。同作について、「時代を超えて愛される映画作品の名シーンから、飲食店が登場する印象深いシーンを掛け合わせて制作しました。“人と人とのつながり”が描かれる場面には、飲食店が登場することも多く、懐かしい映画のワンシーンから、どこか自分にも重なり合う場面を感じていただけたらと思います」と水谷氏。

「(映像使用の許諾に関する)交渉も結構大変だったのですが、趣旨をご説明して出させていただいた。楽曲(THE BLUE HEARTSの『情熱の薔薇』)と共に、当社が届けようとするメッセージが伝わるシーンを選びました」と、今回セレクトした作品についても説明し、CMに出演する吉高由里子については「お客さまが身近に感じる存在。声で吉高さんだと分かるところもとっても素敵。みんなに元気を与えてくれる方だと思う」と、その印象を語っていた。

なお、同社は「人生には、飲食店がいる。」というメッセージを通しての次の展開として「まずは、状況には注視しながらではあるが、年始にかけてもこのメッセージを発信していきたいと考えている」とコメント。「今は(新型コロナウイルスの)オミクロン株もあるし、じゃんじゃん飲みに行きましょうというわけではなく。飲食店では感染対策もしっかり注意してやっていますし、これからも細心の注意を払って対応して、いつかはコロナ前のように、また居酒屋で語り合えるようになれば…」と期待を寄せた。

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