
ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@yukifuri0biyori)さん。そのまま保護して育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。
■8日目
●まだ目は開かず。彼には「ミルクポジション」なるこだわりがかなり細かくあるようで、哺乳瓶のちくびを最初は凄くヤダヤダするものの、ミルポジ(略)にハマると一気に飲む。飲み干したあとのオッサン顔に毎度笑う。風呂あがりのビールか。
■9日目
●まだ目は開かず。顔に息を吹きかけると眉をひそめるような「ムムム…」という表情をする。たまにクシャミのようなものをすることがあるので、もし鼻炎など悪化するようなら点鼻薬を検討。今はひとまずよく飲みよく寝て免疫力あげて自力で治してもらおうと思う。
■10日目
●目も耳もまだ開かず。体重は200グラムを突破。よく鳴くけど声がダミ声。明日こそ目が開くだろうか。
■11日目
●栗ボーイ
■12日目
●耳は開いたけど目は開かず。元気と食欲はある。腹の上。ミルク後のためか口周りミルクついてる。今日も一緒に出勤。サラリーマンか。
■13日目
●まるまるっとして大きくなってきました、が、未だに目は開かず…!!前肢でふみふみする動作をするようになりました。明日で二週間か….。
■14日目
●ようやく目が開きました。朝はまだ開いてなくて、午前中に片目、夕方に両目。まぶたはまだ半分くっついてるので、かろうじて開けてる感じ。
■15日目
●両目がそれぞれ半分ほど開いてきました。まだまだ間抜けな顔に見えますが。まるまる太って、300gに突入です。
■【この時期の特徴・注意点】少しずつ耳と目が開き始めるが機能としては未発達
生後2週目に入り、体重は順調なら150~250gほどに成長(あくまで目安です)。まだ自力排泄ができないため、母猫がお尻の周りを舐めて排泄を促すように、ぬるま湯で湿らせたガーゼや柔らかなティッシュなどを使ってお尻の周りをトントンと軽く叩いて刺激し排泄を手伝ってあげましょう。5(~7)日以上うんちが出ない場合は動物病院に相談することをおすすめします。
食事はまだまだミルク。基本的に仔猫の体重は、上手に栄養がとれていれば毎日増えていくはずなので、毎日時間やタイミングを決めて体重を測定し確認することが非常に重要です。ほとんど増えない、あるいは減っているようであれば栄養が足りていないため再度状況を見直し、必要に応じて動物病院に相談してみましょう。
生後1週間ほどで耳道が開き始め、1~2週間ほどで少しずつ目が開いてくるようになりますが、目も耳も機能としてはまだ未熟です。前肢を使ってほふく前進のようにノソノソと歩くようにもなってきますが、もうしばらくは付きっきりのケアが必要です。
もちろんお皿から水やミルクを飲むこともまだ先。ひっくり返して身体が濡れて冷えてしまったり器によっては溺れてしまったり等ということがありますので、自力でごはんを食べられるようになるまではお皿は使わないようにしましょう。
※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください