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AKB48横山由依「夢を追って叶えていくというのがすごい楽しいなと感じた12年でした」

  • 2021年11月30日
  • Walkerplus

9期生として2009年にAKB48へ加入し、2代目AKB48グループ総監督を務めた横山由依の卒業コンサート「MXまつり『横山由依卒業コンサート 〜深夜バスに乗って〜』supported by 17LIVE」が、11月27日にパシフィコ横浜にて開催された。

コンサートには、AKB48現役メンバーの22名(加藤玲奈、田口愛佳、千葉恵里、西川怜、宮崎美穂、向井地美音、横山由依、込山榛香、岩立沙穂、大家志津香、柏木由紀、谷口めぐ、福岡聖菜、岡田奈々、村山彩希、山内瑞葵、岡部麟、本田仁美、小栗有以、小田えりな、下尾みう、倉野尾成美)が参加。海外姉妹グループメンバー伊豆田莉奈(CGM48)や、OGメンバーの大島優子、北原里英、指原莉乃、川栄李奈も駆けつけた。

親友の川栄李奈が横山との思い出を語ったり、大島優子、北原里英、指原莉乃とのユニット「Not yet」が一夜限りで大復活したりと、卒業コンサートにふさわしい盛り上がり。このあと、横山は12月9日(木)にAKB48劇場で行う卒業公演をもってAKB48を卒業する予定だ。

終演後のマスコミ向けの囲み取材では、卒業コンサートを終えての感想を「12年間毎日、AKB48のことを考えてきたのでまだ実感がないですね。12月10日(金)からAKB48じゃなくなるということにピンと来てないです。コンサート中にみんなが涙を流してくれて、ふわっと卒業を感じることができました。また、大島優子さん、北原里英さん、指原莉乃さんの先輩方といると、妹のような自分がでてくるというのも感じました。とっても楽しかったです」と語った横山。

AKB48で過ごした12年間で一番の思い出を尋ねられると、「選抜総選挙に初めてランクインしたことです。当時の映像を、深夜バスのなかで初めて見てびっくりしました」と笑いながら答える一幕も。

総監督を務めたことに対しては、「今はやってすごくよかったと思っています。でも、やっている当時は苦しくて。メンバーだったり、スタッフさんだったり、ファンの皆様方に支えていただいたので、今振り返るといい経験をさせてもらったなと思っています」と振り返ってコメント。

また、卒業コンサートには緊張もあったようで「昨晩はぐっすり寝られたんですけど、一昨日の夜は寝つきが浅くて寝られなかったんです。いつもはあまりそんなことがないから、多分緊張してたりとか高揚感があったんだと思います。夢のなかでもドレスのフィッティングをしてもらっていて、こんなドレスを作ってもらえるようになってうれしいと泣いていたので、このコンサートにかける思いが強かったんだなって思いました」と照れ笑い。

当日の朝は「卒業コンサートの当日か…と思いながら、まずは何を食べようかなって(笑)。特別なことをしないほうがいいかもと思って、いつも通りに、昨日食べた鍋に冷凍うどんを入れて食べるというのを今日もしてきました。いつも通りの朝を迎えました」とマイペースに過ごしたことも明かしてくれた。

取材陣からは年末年始の過ごし方についての質問もあったが「歌番組に出させていただいたり、メンバーと過ごすことが多かったので、今年の年末は何しようかなって、まだ決めていないです」と、まだ考え中とのこと。

卒業後の活動については「個人としての活動はすぐにでも始めたい。これまでも並行してやってきたので、気持ちの切り替えは必要ないですね。休みたいとは思っていないです。お芝居と歌をメインにやっていきたいなと思っています」と語り、今後のソロ活動に気合十分。

気になる恋愛解禁の質問もあったが、「新しい人との出会いが楽しみですし、いままで出会った人とも関わり方が変わってくる方もいらっしゃると思うので、ずっと一緒にいたいなって思える方が、恋愛でも、お仕事でも増えればいいなと思います。一緒にいて、楽しいとかおもしろいとかそういう方と出会えたらいいなと思います」とコメントした。

また、今のAKB48について「坂道グループや他のグループがすごく勢いがあるのは感じるけど、今のAKB48は本当にむちゃくちゃいいので、だから私もこのタイミングで卒業を決めました。振り付けを揃えることへのこだわりやステージに立つという思いがすごく強くなっているので、いいグループになっているなと思います。

他のグループと比べられることは苦しいことだと気が付いたので、私達には私達のよさがあるというところをもっともっと知ってもらえたらいいなと思います」と残る後輩たちを強くアピールする姿も。

あらためて、AKB48とは?と質問には、「すべてが詰まっている宝物です。感情や社会、先輩後輩もすべてを教えてくれた。2009年に加入して12年間活動してきて、たくさんの方に支えてもらって、ひとりではできないこともメンバーと一緒ならできたし、ファンの方がいろんなコンサート会場に連れていってくれたという感じがするので、ひとりじゃない、みんながいたというのが、続けられた秘訣だと思います」としみじみと語った。

12年間の活動を漢字一文字にするなら「“輝”。ファンの方がつけてくださった、私のキャッチフレーズが『金閣寺よりも輝きたい』ですので、輝です。ステージで輝きたいという思いで誰よりも汗をかいてきたと思います。ちょっと違うかもしれませんけど、かいた汗の輝きも(笑)」と感慨深い表情を見せた横山。

最後に、「夢を追って叶えていくというのがすごい楽しいなと感じた12年でした。これからも夢を追い続けていきたいと思いますので、AKB48として好きになってくださった方も、引き続き応援していただきたいと思います」と会見を締めくくった。
撮影・取材・文=野木原晃一

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