夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」のさゆりさんの書籍「さゆり52歳 生き様ビューティー」が、9月30日の発売以来大好評だ。総再生回数1000万回を超えたYouTubeチャンネル「かつさゆのボヨヨンチャンネル」でもバズった美脚法やスキンケア法なども詰め込まれた、内容盛りだくさんの美容本となっている。
ウォーカープラス編集部員もさっそく読んでみたところ、多額の借金を抱えた壮絶な人生についても綴られており、読み応えたっぷりだった。オンラインイベントでさゆりさんが語った見どころとあわせて、本書の感想もご紹介！
■「美容と生き様は直結している」美容本で人生について語った訳
多額の借金を抱えていることを公言している2人の現在の借金額は、1億7000万円。だが、これまでの返済でよぎなくされた貧乏生活こそが、「昔よりも若返っている」とも言われる驚異の美貌につながっているという。
発売を記念して行われたオンラインイベント&サイン会では、その美容法についても触れ、お腹が空いてからしか食事を取らないことや、家の中では爪先立ちをしていることなど、1円もお金をかけずに老化に抗っていると語った。
また、今回の書籍巻頭にはグラビアページも含まれていて、今年結婚25周年を迎えたことから銀婚式を裏テーマとして撮影を行ったという。結婚式のドレスを頼んだ思い出のお店のものや、スタイリストと共同で手作りした白いドレスなどを身に纏い、52歳とはとても思えないキュートで美しい姿を披露している。
さゆりさんが挑戦した執筆については、「自身の美容のことをはじめ、これまでの人生について書き始めると内容が深すぎてどんどん膨らんでしまって。担当編集さんに『これは美容本なので…』とつっこまれてしまうこともありました(笑)」と話した。
さゆりさんの言葉通り本書には、毎日支払いに追われて激ヤセしたことや、真夏に電気が止められたことなど、「谷ばっかり」の人生もたっぷりと書かれている。
なかなかハードなエピソードの連続なのに、読めば読むほど笑えて前向きな気持ちになれるから不思議だ。「辛いときにどう対処していくかが、老化とか若返りに影響すると思うんです」とさゆりさん。日々の努力はもちろんだが、ポジティブで前向きな生き様によって奇跡の美しさは作られているんだと改めて感じられた。
さらに同書には借金だけでなく、夫婦愛を感じるエピソードも満載。なかでも個人的に印象的だったのが、かつみさんは19歳で出会ったときから今もずっと、さゆりさんのことを「女の子」として扱ってくれること。そしてさゆりさんも、「かつみさんの好みの女の子になりたい」と思い続けているそう。
「病は気から」とよく聞くが、きっと「若さも気から」なのではないだろうか。そしてこれは、どんな高級美顔器や高額エステよりも効果があるのではないだろうか。美しさの中にかわいらしさを感じるさゆりさんの笑顔を見て、心からそう感じた。さゆりさんにとっての最高のアンチエイジングは、「かつみさん」なのかもしれない。
■今回の書籍で一番伝えたかったメッセージ
イベントでは読者に向けて「この本は、InstagramやYouTubeを見てくださった皆さんのお陰で出させていただけました。本当にありがとうございます。今、しんどい、辛い状況にいる方がいらっしゃったとしたら、そんな方のちょっとの晴れ間になれたらと思います。この本にも書いている”人生のお天気も必ず変わる。今日が雨でも明日はきっと晴れ”という言葉の通りなので、皆さん、明るく元気に過ごしましょう！」と涙ながらに感謝とエールを送った。
