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今、手持ち花火の人気が急上昇!うわさの霊界グッズ・ひとだまくんでちょっと怖い夜遊びをしてみた

  • 2021年7月28日
  • Walkerplus

コロナ禍で迎えた2回目の夏。昨年に引き続き、打ち上げ花火の中止が相次ぐなか、家族で手軽に楽しめる“手持ち花火”の人気が急上昇している。手持ち花火用の「花火広場」を設置する海水浴場が出現したり、手持ち花火大会が各地で催されたり、はたまた手持ち花火ができる場所を検索するアプリが開発されたり…と花火業界に今新たな風が吹き始めている。

そこで今回、面白い手持ち花火はないか探していると、背筋も凍るネーミングの「うわさの霊界グッズ ひとだまくん」を発見。霊界グッズとは一体どんな商品なのだろうか?ウォーカープラス編集部が恐る恐る体験してみた。

■遊び方は簡単!火をつけるだけで不気味な“ひとだま”が出現
辺りも暗くなり、夜も更けてきた頃。「うわさの霊界グッズ ひとだまくん」(※以下、ひとだまくん)におあつらえ向きの暗闇に包まれ、いざスタート…と思いきや、出だしからハプニング発生!公園(※手持ち花火可)に到着し、ロウソクを灯してわずか数秒後、早くも数カ所を虫に刺され手足がかゆくなった。来た道を猛ダッシュで戻り、虫よけスプレーを求めて一時退散する羽目に…(緑の多い場所で花火をする際は、虫よけグッズを持っていきましょう)。

さて、仕切り直して点火。点火の手順は簡単で、まず液つけ袋が付いているので、その中に先端の綿を入れ、緑の液体を注ぐ。液体がよく浸み込んだら袋から綿を取り出して、火を付ければOKだ。ただし、火が着くまで少し時間がかかるので、マッチやライターで直接着けず、ロウソクで着ける方法がオススメ。

■“ひとだま”を激写!撮影のポイントは〇〇をオフにすること
「こんな面白いアイテムは、SNSでみんなに教えたい」。きっとそう思う人も多いだろう、ということで今回は、スマートフォンのカメラでどのくらい撮影できるのかを試してみた。撮影の一番のポイントはカメラのフラッシュをオフにしておくこと。フラッシュがたかれると持ち手の針金や手などが映り込み、“ひとだまらしさ”が欠けてしまうのでご注意を。フラッシュさえオフにすれば、人物も持ち手も暗闇に消え、ひとだまだけが浮遊しているような写真を誰でも簡単に撮ることができる。

気になるひとだまくんの燃焼時間は約2分といったところ。体感ではもっと長い時間に感じた。思っていたよりも時間はあるので、じっくりシャッターチャンスを狙うことができる。最初は小さな緑色のひとだまが徐々に大きくなり、最後はオレンジ色になって燃え尽きていく。ひとだまの揺らめく姿を押さえたい場合は、動画撮影の方がいいだろう。手持ち部分から伸びた針金がビヨンビヨンと揺れて良い働きをしてくれる。リアリティあふれた(リアルなひとだまは見たことないが)不気味な映像が撮れること間違いなしだ。

▼ひとだまくんの動画はこちら


■株式会社カネコにひとだまくんの開発秘話を聞いてみた
少年少女だけでなく、大人の心もグッとつかむユニークな商品を生み出したのはどのような会社だろうか。パッケージの裏に記載されている株式会社カネコへ連絡をしてみた。

──株式会社カネコはどんな会社ですか?

「パーティークラッカーメーカーとしては世界最大級を誇っています。実は国内のパーティークラッカーの約90%はカネコ製です。そのほか、パーティーグッズ、玩具ピストル弾、くす玉、肝試しグッズ、投げテープなどを主に扱っている会社です」

──ひとだまくんを開発したきっかけを教えてください。

「弊社の得意先はおもちゃ花火の問屋さんも多いのですが、冬によく売れるクラッカーだけでなく、夏に売れる商品の開発要望があったそうです。当時、パーティーの演出グッズとしてマジカルライトというひとだまくんと同じ液を使用した商品があったのですが、それを不気味でリアルにひとだまが飛んでいるような商品に改良したところ、非常に評判が良く商品化となりました」

──ひとだまくんの発売日はいつですか?

「発売は1996年の夏になります。パッケージにはSINCE2001年と表記していますが、それは現在の仕様にリニューアルされた年になります」

1996年とは長い年月の間、人々の心を魅了してきたロングセラーの商品ということになる。ひとだまくんを体験した感想としては、実際に遊ぶ際も楽しかったが、スマートフォンで写真や動画を撮影できるので、SNSが身近になった現代こそ、より面白いアイテムではないかと感じた。SNS映え(?)する花火といえそうだ。

■【おまけ】幽霊グッズにも挑戦!暗闇に溶け込んで楽しむ
せっかくなので、おまけで付いている幽霊のトレードマーク・白い三角頭巾を付けてみることに。おそらく三角形部分のサイズ的に子供用と思われるが、大人でも何とかいける(恥じらいさえ捨てれば)サイズだ。人物の周辺にひとだまくんを浮遊させて撮影すると幽霊っぽさが倍増するので、チャレンジしてみよう。残念ながらウォーカープラス編集部の体験時は、人手不足のため“ひとだまくんの浮遊係”がおらず、幽霊とひとだまくんのコラボは撮ることができなかった。本当は下記のような写真を撮りたかったのだが…。ひとだまくんで遊ぶ際はぜひ挑戦してほしい。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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