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SUPER☆GiRLS渡邉幸愛と松本愛花がグループ卒業について語る。「幸愛さんが優しくなかった日は1日もなかった」

  • 2021年5月4日
  • Walkerplus

「ポッター平井の激推しアイドル!」第251回は、2021年4月21日にニューシングル『はじまりエール』をリリースしたSUPER☆GiRLS(略称:スパガ)が登場!

今回は、6月末でグループを卒業するリーダー・渡邉幸愛と松本愛花に加えて、長尾しおりと井上真由子の4人にインタビュー。卒業を決意した理由や、シングルの聴きどころを聞いた。

■渡邉幸愛と松本愛花が卒業を決意した瞬間

――渡邉幸愛さんは6月でグループを卒業。卒業を決意した理由は?

渡邉「3年前から少しずつ考えていましたが、スパガ第4章がグループとして安定してきて後輩の成長を感じた時に、『もう任せても大丈夫』と思えたので卒業を決意しました。今は寂しい気持ちもありますが、未来への期待や楽しみも大きいです!」

――アイドルとしては最後となった、23歳の生誕祭はいかがでしたか?

渡邉「憧れだったソロライブを叶えられて本当に幸せでした。ずっと忘れないと思います」

――生誕祭にはご両親も見に来られたそうですが、終演後はどんなお話をされましたか?

渡邉「お褒めの言葉と、『最後までがんばれ』とエールをもらいました!卒業ライブは両親への感謝の気持ちも届くようにパフォーマンスしたいです」

――松本愛花さんも6月でスパガを卒業。卒業を決意した理由は?

松本「高校を卒業する年になり、卒業後の進路を真剣に考えるようになりました。外出自粛期間に入った時に自分の未来と向き合い、将来についてより深く考える時間が増えるなか、私の心にはずっともう1つの夢がありました。その夢に向かって本格的にチャレンジしたいという思いが強くなっていって、気持ちが確固たるものになっていったので卒業を決心しました」

――憧れの先輩、浅川梨奈さんに真っ先に報告をされたそうですが、梨奈さんの反応は?

松本「浅川梨奈さん大好き人間こと松本愛花がオーディションに参加し、浅川さんにはその頃から気にかけていただいていたので、卒業を考え出した時にも真っ先に頭に浮かんできたのは浅川さんの存在です。加入した時に長文のメッセージをいただいたのですが、そこに綴られていた言葉が頭によぎりました。辛いことや悲しいこと、悩みがあっても浅川さんの存在があったからがんばってこられた部分が大きくて、こんなにも大好きな憧れの人に期待してもらっているのに、卒業するということはその人を裏切ってしまうことになるんじゃないかと考えていました。

その気持ちを浅川さんに伝えると、『裏切るなんてそんなこと微塵も思わなくていいし、謝る必要もない!太陽のような愛花は新しいスパガにとって欠かせなくて、グループに活気が生まれたのは愛花がいてくれたからだよ。6月まで思い残しのないように。いつでも愛花の味方だよ』と言ってくれました。素直に自分の気持ちを伝えられて良かったですし、浅川さんの言葉に優しさがあってすごく安心しました」

――3月に高校を卒業。JKブランドがなくなった実感は?

松本「高校を卒業してから1カ月経ちましたが、今でも実感がありません。最近お洋服を買いに行った時に、レジ横に“中高生限定!学生証提示で全品20%オフ!”と書いてあって、『めっちゃいいやん!』と思って学生証を財布から出そうとしたら、『あっ、もう高校生じゃないんや』って少し悲しくなりました(笑)。でも、お仕事がお休みの平日に学校がないのは本当に幸せです!」

■井上「幸愛ちゃんは推しメンから、なくてはならない存在に」

――長尾しおりさんの渡邉幸愛さんと松本愛花さんとの思い出は?

長尾「幸愛さんとは約5年間一緒に活動をさせていただいて、空いた時間に2人でご飯に行ったりいろんな思い出があります。特に第4章になってから幸愛さんがセンターの曲では毎回隣でパフォーマンスさせていただいていました。幸愛さんという、グループにとっても大きな存在の1番近くで活動できたことは、この先も忘れたくないです。

愛花とは、愛花が卒業発表をした後に私がお茶に誘って、初めて2人でカフェに行きました。これまでメンバー何人かでご飯に行ったりしたことはありましたが、2人でゆっくり話をする時間は取れていなかったので、改めて愛花が悔いなくアイドル生活を送れたのか、スパガに来てくれた2年間をどう感じているのかを率直な言葉で聞きたかったのですが、どこまでも真っ直ぐな愛花ですごく安心しました!」

――3月19日に1st写真集『少女以上、大人未満。』を発売!見どころは?また、家族やメンバーからの反応は?

長尾「タイトル通り、少女のようなかわいさから大人の女性らしさまで感じられる作品で、唯一無二な私を見てもらえると思います。自分で言うのはかなり恥ずかしいですが、史上最高の自信作なので、世界中のアイドルファンの皆さんはもちろん、アイドルの枠を飛び出すくらいたくさんの人に届いてほしいです!家族が喜んでくれたのもすごくうれしかったですし、メンバーからは、『しおりさん、こんな顔しちゃうんですか!?ファンの人に見せたいようで見せたくない!』と言われちゃいました(笑)」

――5月にはデジタル写真集も発売!見どころは?

長尾「3月に発売した写真集に加えて、新たな衣装のカットが増えます。衣装もお気に入りですし、同時発売する(阿部)夢梨とはしゃぐカットや顔をくっつけるようなカットもあって、普段通りのようでそうじゃない私たちが詰まっています!」

――4月から高校3年生!JKのうちにやっておきたいことは?

長尾「制服でおでかけするのは、現役JKのうちにやっておきたいです!あとは、世の中のJK好きの人にもっと見つけてもらいたいですね(笑)」

――井上真由子さんの渡邉幸愛さんと松本愛花さんとの思い出は?

井上「私は加入当初、『幸愛ちゃんが推しメン』と言っていました。今は推しメンというより、スパガの太陽みたいな、なくてはならない存在です。とは言いつつ、最近カメラロールを振り返っていたら幸愛ちゃんの画像をたくさん保存していました。未だに幸愛ちゃん愛は変わらないです!愛花ちゃんは加入してからずっと一緒に歩んできた仲間です。数えきれないほど、たくさんの思い出があります。愛花ちゃんはスパガの妹的な立ち位置で、いつも本当にかわいい!なんとなく楽屋が暗い雰囲気の時、現場が少しピリピリしているような時、何度も愛ちゃんの笑顔に救われました。愛ちゃんの笑顔はみんなを幸せにしてくれます」

――「SHOWROOM」の「CanCamモデル発掘オーディション」でグランプリを獲得!心境は?

井上「グランプリをいただけたのはファンの皆さんのおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。CanCamは昔から読んでいた憧れの雑誌なので、今関われているのが夢みたいです!皆さんにうれしいお知らせが今後もできるように、自己管理を怠らずがんばっていきたいです」

――5月下旬にデジタル写真集を発売予定!どんな写真集にしたい?

井上「女性も男性も楽しめるような写真集にしたいです。写真集というとグラビアのようなイメージがありますが、ナチュラルな私を出していきたいです。でも、少しは大人な私も出したいですね(笑)!」

■有観客リリイベを開催!長尾「何よりも幸せでした」

――ネット手形会での印象的なエピソードは?

長尾「ファンの方に手形を送るというのはすごく不思議な気持ちでした。『これで喜んでくれるのかな?』という気持ちもありながらでしたが、参加してくれた皆さんが『しおりちゃん、ありがとう!』と言ってくださって、安心しました」

井上「初めて手形会をしたのですが、手形って意外と難しいんです!手の形が全然写らなくて苦戦しました。幸愛ちゃんがプロのように上手で驚きました」

渡邉「誰よりもうまく手形を押せた自信があります(笑)。このご時世でなかなか会えない方たちともネットを通して会えたり、交流ができてすごくうれしかったです!」

松本「ファンの皆さんがたくさん参加してくれて、今できることを一緒に全力で楽しんでくれていました。なかなか会えない人や海外の人の参加も増えたりして、本当にうれしいです!手形会は汚れてもいい服で来るように言われていたので、私はいつもリハーサルで着ている服で行ったのですが、メンバーが冗談で『服に付けちゃいなよ!』と言ったので、手についた真っ赤なインクを服に付けて帰りました。幼稚園の頃にしていた遊びを思い出しましたね」

――4月4日に越谷、10日に幕張で開催した1年ぶりの有観客リリイベの感想は?

渡邉「1年前は当たり前だったことが、尊く幸せに感じました。本当に楽しかったです!」

井上「やっぱり有観客リリイベは最高だなと、改めて感じました。お客さんの反応が直に伝わるし間近で表情が見られるので、幸せ度が違います」

長尾「有観客でイベントができて、やっとアイドルとしての活動が戻ってきたんだと感じました。オンライントーク会で顔と名前を知っている方に直接会えた感動だったり、いろんな感情が目まぐるしく襲ってきましたが、何よりも幸せでした!」

松本「2020年2月のリリイベを最後に皆さんに会えなくなって不安でいっぱいでしたが、ファンの皆さんはこんな状況下でもついてきてくれました。有観客イベントが開催できると聞いた時、『やっと皆の顔を見て一緒に駆け抜けられる!』と思うとすごくうれしくて、今までリリイベで見ていた景色とか、皆さんの顔が真っ先に頭に浮かんできました」

■エモくて泣けると話題の『はじまりエール』のMV

――『はじまりエール』の聴きどころは?

渡邉「卒業シングルだけど、明るくポップな曲を選びました。歌詞にも思いを込めたので、最後まで“私らしさ”を受け取ってもらえるとうれしいです」

松本「それぞれがこれからの希望を歌詞に託した、明るく爽快なポップナンバーになっています。不安な気持ちになった時や自信がなくなった時、通勤通学時にぜひこの曲を聴いてみてください!」

長尾「明るいのにエモすぎる神曲です!背中を押される1曲で、ラストサビで転調する部分は何度聴いても最高です!」

井上「現体制最後の曲で、幸愛ちゃんと愛花ちゃんのラストシングル。これまでの活動の軌跡、そしてこれからの希望を描いています。卒業ソングですが悲しい気持ちになるのではなく、明るい未来に向かっているような歌詞になっていますので、そこに注目して聴いていただきたいです」

――『はじまりエール』のMVの見どころや、お気に入りのシーンは?

長尾「Dメロでメンバーたちが幸愛さんに花を渡すシーンが泣けます。完成したMVを初めて見た日は涙ぐんでしまいました」

井上「今回は衣装も映像もとてもアイドルっぽくて、幸愛ちゃんの担当カラーの赤色がたくさん入っています。1人ずつ幸愛ちゃんに花を渡していくシーンがあるのですが、メンバーみんなで未来へ繋いでいるみたいで、エモい気持ちになります」

松本「Dメロで、メンバー1人1人が幸愛さんに花束を渡していくシーンがすごく好きです。私はピンクのチューリップを渡しているのですが、ぜひ花言葉を調べてみてください。私自身、シングルでDメロを、しかもソロで歌わせていただくことは初めてだったので、歌割をもらった時はすごくうれしかったです!私の歌声も聴いてください」

渡邉「全部を通しておすすめです!と言いたいところですが(笑)、Dメロでみんなから花をもらって、最後に花束になるというシーンがお気に入りです」

――『はじまりエール』のMV撮影時の裏話を教えてください。

井上「みんながカメラに向かって全力で走っていくシーンがあるのですが、全力で走り過ぎてカメラにぶつかっている人もいておもしろかったです」

松本「撮影の時にはすでに卒業することを考えていたのですが、まだメンバーの誰にも言っていなかったんです。心の中で静かに『これで最後の撮影になるかもしれない』と思いながら、メンバーの笑顔や表情、会話、ダンスを目と心に焼き付けて、MV撮影の日を過ごしていました!」

長尾「全員で撮影した最後のダンスシーンで、幸愛さんの卒業シングルで最後のMV撮影という事実に寂しさがあふれてしまって、ラスト1回のダンスは涙うるうるでしたし、撮影が終わった途端にもう大号泣でした…」

渡邉「最後の最後はみんなで泣きました。この撮影が初めて卒業を実感した日でした」

――『はじまりエール』のライブでの見どころは?

井上「Dメロに全メンバーのソロパートがあり、1人1人の感情がこもった歌い方になっています。私たちの気持ちを直でお伝えできればと思っています」

長尾「2番のサビを締めくくる、『もう怖くないよ』という歌割をいただいたのですが、幸愛さんを見つめながら歌う振付になっています。幸愛さんのラストライブの日も、最後は感情があふれてしまうかもしれませんが幸愛さんを見て歌い続けるので、皆さんにぜひ見守っていてほしいです」

――カップリング曲『Bloom』の聴きどころは?

井上「歌詞にたくさん思いが込められていて、聴くたびに心に響く1曲になっています。私は特に最後のサビが好きです!」

長尾「幸愛さんがメンバーに向けて書いてくださった歌詞と、かなぽん(坂林佳奈)が作ってくれたメロディに大きな価値を感じていて、そこを含めて大切に歌うことを意識しています。1番のサビの最初のパートは、私の次に幸愛さんが歌うパートになるので、繋がりも大切にしています」

松本「本当に1つ1つの歌詞に胸が熱くなります。『そばでぎゅってしてくれた』『君の温もりに救われたんだ』という歌詞の通りで、『メンバーにたくさん支えられているな』と、この曲を歌っていると改めて感じることができます。ライブで歌っている時にメンバーと目が合ったりすると、いろんなことを思い出して泣きそうになってしまいます」

――渡邉さんは『Bloom』の作詞を手掛けていますね。

渡邉「坂林が作曲した素敵なメロディと、あえてプロの方だったら使わないような言葉をきれいな言葉に変えずに、等身大の私たちの気持ちを歌詞にのせました。じっくり聴いてください!」

――渡邉さんと松本さんはラストシングルになります。その想いを聞かせて下さい。

渡邉「最後だと思うとすごく寂しいのですが、『後悔がない!』と言い切れるくらいすべてを込めたので、たくさんの人に届いて欲しいという気持ちです」

松本「応援してくださる皆さんに出会い、一緒に夢を掴むことができて、ここまでやってこられたのはどんな時でも味方になってくれて応援してくれた皆さんがいたからです。自分の衣装を作ってもらえて、スパガの楽曲に自分の声が入っていて、その全部がうれしくて泣いた日もあります。

自信がなくて仕方がなかった加入当時から約3年が経ち、SUPER☆GiRLSの松本愛花として参加できる最後の楽曲。最後だと思うと込み上げてくることもたくさんあります。うまくいかなくて泣いたことも、スパガのメンバーとしていられたことも、アイドル活動が楽しくて幸せだったことも、大好きな皆さんに出会えたことも全部私にとって一生の宝物です!こんな愛花を見つけてくれて、出会ってくれて、本当に感謝しています」

■スパガ結成11周年ライブ&渡邉幸愛卒業ライブに向けて

――6月12日(土)に11周年ライブと渡邉幸愛卒業ライブを開催!それぞれ意気込みは?

井上「11年という長い歴史があるSUPER☆GiRLSの思いと、支えてくださるファンの皆さんの思いを胸に、忘れられないライブにしたいです。そして現体制最後のライブです。リーダーの幸愛ちゃんが安心して卒業できるよう、強い自分で今まで以上に胸を張ってライブに挑みます!」

長尾「現体制の終わりであり新体制の始まりなので、11周年ライブでは来てくださった皆さんが、この先の私たちに期待したくなるパフォーマンスをしたいです。そして幸愛さんと愛花との最後のライブを、私たちにとってもファンの皆さんにとっても、いつまでも忘れられないものにします!」

渡邉「大切なグループの10周年イヤーを駆け抜けられて本当に良かったです!11年間の感謝、そして新しいスパガの始まりを見届けてほしいです。卒業ライブは、15年間続けてきたアイドル活動の集大成。渡邉幸愛のすべてをこの日にぶつけたいです。ぜひ見届けにきてください。応援よろしくお願いします!」

松本「私がSUPER☆GiRLSのメンバーとして立てる、最後のライブです。これまでの感謝の気持ちや思いをすべてステージに残したいです。ここまでスパガを大きくしてくださり、繋げてきてくださった先輩方、いろんなことを一緒に乗り越えてきた同期への感謝の気持ち、そしてずっとスパガを応援してくださっているファンの方への感謝の気持ちを伝えられる日にしようと思います!幸愛さんには加入した時からたくさん支えてもらって、幸愛さんの言葉や優しさに救われる日々でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。幸愛さんが優しくなかった日は1日もありません。大好きな気持ちと感謝の気持ち、全部全部伝えられる日にします」

――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします!

長尾「SUPER☆GiRLSはこの先も進化を続けるグループでありたいですし、皆さんに愛してもらえる価値のあるグループでいたい。私が持つかぎりのたくさんの愛を注いでいきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」

井上「いつも応援ありがとうございます!SUPER☆GiRLSは時代とともに変化し、時には気持ちが追いつかないこともあると思います。ですが、私たちはSUPER☆GiRLSが大好きで、応援してくださるファンの皆さんが大好きです。その想いは変わりません。だからこれからもついて来てください」

松本「いつも応援してくれるあなたがいるから、私はここにいます。たくさんの愛と優しさをありがとう!最後の最後まで、愛花にしかできないパワフルな笑顔と元気と幸せを届けられるようがんばります。全力で駆け抜けますので、応援よろしくお願いします。ずっとずっと大好きです!」

渡邉「スパガになってから約7年、たくさんの愛をありがとうございました。皆さんに応援してもらって活動してきた日々は本当に楽しかったし、幸せでした。そしてこの先も、スパガはまだまだ続いていきます。皆さんの温かい応援をグループに注いでくれるとうれしいです。7年間本当にありがとうございました!」

取材・文=ポッター平井

<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。

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