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飛鳥藤原地域の最新の発掘調査成果を紹介、奈良県明日香村の飛鳥資料館で「飛鳥の考古学2020」開催

  • 2021年2月25日
  • Walkerplus

奈良県高市郡明日香村の飛鳥資料館で、最新の発掘調査成果を紹介する冬期企画展「飛鳥の考古学2020」が3月14日(日)まで開催中。

古代国家誕生の地として知られている飛鳥。今は農村が広がる足元にも、日本を代表する数多くの遺跡が眠っており、長年にわたり発掘調査が続けられている。

中心部にある庭園遺跡の飛鳥京跡苑池では、流水施設や階段状遺構など、水辺の祭祀遺構が発見された。また、飛鳥寺の西側には日本書紀に登場する広場が存在すると考えられており、推定地の飛鳥寺西方遺跡は2008年度より10年間調査が実施され、2020年度に成果をまとめた報告書が発行された。

また、飛鳥京の西北部にある藤原宮の大極殿院では新たな回廊が見つかり、その構造や造営過程についての研究が進んでいる。藤原宮の西2キロメートル付近に広がる藤原京右京五条周辺および四条遺跡・慈明寺遺跡では、藤原京期の推定西八坊大路や弥生時代の遺構などを発見。藤原京内の条坊道路や宅地内の利用の実態と、それに先立つ弥生、古墳時代の人々の営みも明らかになった。

「飛鳥の考古学2020」ではこれら最新の発掘調査成果を中心に、飛鳥地域から出土した遺物についての最新の調査研究の成果などもあわせて紹介。継続的な調査により明らかになった飛鳥の新発見を楽しもう。

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※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

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