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「煙のない社会」実現へ向けての動きとは?フィリップ モリス ジャパンが“求めやすさ”を追求 

  • 2021年1月22日
  • Walkerplus

1月19日、フィリップ モリス ジャパンが、「2021年 企業・製品戦略発表会」を実施し、2020年のIQOS事業を振り返ると共に2021年の抱負などについて語った。

発表会ではまず、マーケティング&コミュニケーションズ・ディレクターのフィリップ・ルベル氏が、加熱式たばこ事業を進める同社について紹介。「当社は健康へのリスクを低減する加熱式たばこ製品の開発によって、業界のパイオニアとなり、『煙のない日本』を作り上げていくことを目指しており、最終的に紙巻たばこ事業から撤退することを公に表明した唯一のたばこ会社であります。当社はこれまで5年以上かけて、『煙の出ない製品』の生産能力を拡大してきました」と振り返り、成人喫煙者とユーザーのニーズを理解するために投資していくことが、企業ビジョンである「煙のない社会」の実現に繋がることを解説した。

ちなみに、2020年9月時点において全世界では1600万人以上が、また、日本においては600万人がIQOSを使用していることが分かっている。このことを踏まえ、「『煙のない社会』に少しずつ近づいてきている」とルベル氏は胸を張る。

また、2020年7月にはアメリカで、IQOSが「曝露低減たばこ製品」として販売許可。そのアメリカで12月に最新製品IQOS 3が導入されたニュースについて触れ、「今後はアメリカでも、成人喫煙者のIQOSへの切り替えがさらに進むのではないか」と予測した。

さらに、日本国内のニュースとしては、2020年4月の改正健康増進法が全面施行されたこと、それに伴い、同社が喫煙環境を整備してきたことを報告。ZOZOマリンスタジアム、白川郷、有馬温泉、そのほか駅や飲食店など、多くの人が往来・滞在する場所で、加熱式たばこ専用の喫煙室を設置するサポートをしてきたことを説明した。

そして同社は、「2021年も『煙のない社会』に向けて、引き続き邁進していきたい」と話す。そのために「もっと『身近』なIQOSへ」を新スローガンに。喫煙環境、価格、デバイス、味わいの4つの視点でアクションを起こしていくという。

2021年は、紙巻きたばこの喫煙室はできるだけ最小化し、加熱式たばこ専用喫煙室の整備を積極的に整備していくこと。一方で、ユーザーそれぞれも、嗜好・用途に合わせた加熱式たばこデバイス・味わいを選択できるよう、ラインナップをさらに拡大していくことを発表。「煙の出ない製品への切り替えの一助になるように、現行モデルの希望価格帯の改定なども行い、『煙のない社会』に向けてより一層取り組んでいく」とのことだった。ちなみにIQOS 3 DUOは9980円から6980円に、IQOS 3 MULTIは6980円から4980円に…と新価格が設定される(1月25日から)。

また、1月4日に発売をスタートさせた専用たばこスティック「ヒーツ(HEETS)」の、約2年ぶりのレギュラー銘柄「ヒーツ・ピュア・ティーク」(20本入りボックス/500円)についてや、1月25日(月)に、コンビニエンスストアを含む全国の主要たばこ取扱店にて発売を開始する、IQOS 3 DUOの新カラー「フロステッドレッド」について紹介。同社は、多様な選択肢、“より手に取りやすいラインナップ”で展開することで、IQOSへの切り替えを後押ししていく考えだ。


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