山形県天童市内の各飲食店で、寒中挽き抜きそばを食べることができる「第18回 天童冬の陣 天童織田藩将軍家献上 寒中挽き抜きそばまつり」が2月28日(日)まで開催中。
江戸時代末期、天童はそばの栽培が盛んに行われていた。当時、出羽国村山郡天童在所二万石を治めていた、織田信長の子孫である天童織田藩第11代藩主の織田信学(のぶみち)は、この天童のそばを特産品として徳川将軍家に献上。「大成武鑑時献上(たいせいぶかんときけんじょう)」に、記録として記されている。
この将軍家に献上したそばを再現したのが「寒中挽き抜きそば」。秋に収穫された新そばを、大寒の時季に石臼で挽きつぶし、ふるいにかけ、そば殻を丁寧に取り除いたそば粉を使用した特製の一品だ。
提供しているのは天童麺類食堂組合加盟店の8店舗で、期間中「将軍家献上そばの里寒中挽抜そば」の、のぼりが掲げられているのが目印。
寒中挽き抜きそばを食べられるのは今だけ。「第18回 天童冬の陣 天童織田藩将軍家献上 寒中挽き抜きそばまつり」に行ってみよう。
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