静岡県熱海市中心街にある、早咲きの「あたみ桜」の名所・糸川遊歩道で「第11回あたみ桜 糸川桜まつり」が1月9日(土)から2月7日(日)まで開催される。濃いピンク色の花が1カ月程度咲き誇り、一足早い春の訪れを感じることができる。
「あたみ桜」は毎年1月上旬から2月にかけて咲くインド原産の寒桜の一種で、明治の初めにレモン、ナツメヤシとともにイタリア人によって熱海にもたらされ、その後先人たちの努力により増殖が行われたという。
1月9日(土)には午後から、糸川に架かるドラゴン橋でオープニングセレモニーを開催予定。「糸川ベンチャーズ」によるバンド演奏などが行われる。
期間中はライトアップが行われ夜桜を楽しめるほか、土日祝日には桜茶を振る舞うサービスや、新柳橋の飲食店も登場する。また、期間中の日曜日にはドラゴン橋で大道芸などのイベントも実施。
さらに、熱海市では「熱海花めぐり2020フォトコンテスト」(3月15日(月)まで)や、「第77回熱海梅園梅まつり」(1月9日(土)から3月7(日)まで)も開催している。カメラを持って冬の熱海に出かけて桜や梅を見て春を先取りしよう。
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