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【年末年始】お年玉の管理も身につく!ポチ袋を作ろう【工作・料理】

  • 2020年11月30日
  • Walkerplus

クラフトも料理も苦手な不器用ママと、幼児の娘が「おうちでできる工作・料理」にトライ!今回は、正月に帰省も旅行も控える予定という家庭に向け、この年末年始の休みを利用して挑戦してみたい、超簡単な工作・料理を紹介!第2弾は、「折り紙でできるポチ袋」。

今度の正月は、感染症対策のためにおこもりの予定…となると、祖父母や親戚とも会えないので、子供たちはお年玉をもらえるチャンスが激減!あまりにも不憫すぎるので、いつもより少し多めにお年玉を用意してあげたいところだけど、一度に大きな金額を渡してしまうと無駄使いも心配。

そこで、手作りでいくつもポチ袋を用意し、それぞれに金額を振り分けて渡す“お年玉いっぱい大作戦”を提案したい。例えば、メインの金額を入れた「お年玉代表袋」のほかに、100円玉を9枚入れた「ガチャガチャ専用(3回分)袋」、駄菓子屋で大奮発することを想定して500円硬貨を入れた「駄菓子屋豪遊袋」、好きなコミックが2冊買える「マンガ専用袋」などなど、さりげなく使い道を導きながら渡せば、無駄使いも防げそう。

ポチ袋作りから子供にも参加してもらえば、どのポチ袋が何袋なのか把握しやすい。豪華なポチ袋は「代表袋」、賑やかな色合いのポチ袋は「ガチャガチャ袋」など、色やデザインを考えながら作るのも楽しい。

ここでは、手に入りやすく安価な折り紙を使い、ハサミとノリだけで作れるポチ袋の作り方を説明していく。面倒な展開図もなく、一度も定規を使わない基本の作り方をベースに、おのおのアレンジを加えてポチ袋の量産を楽しんで欲しい。

■【折り紙で作るお年玉袋】

■■用意するもの
・折り紙…15センチ角のもの、1つのポチ袋につき2枚使用
・ノリ…液体ノリは折り紙がシワになりやすいので避ける
・ハサミ
・飾り用の水引やシールなど

■■作り方
1. 折り紙を半分に折る
2枚の折り紙を用意し、それぞれ色の付いた表の面を山側に、半分に折る。同じ色でも、異なる色でも、お好みで。

2. 2枚の折り紙を組み合わせる
輪(折り曲がった側)を外側に、1枚ずつ順に重ね合わせる。

3. 縦の長さを決める
紙幣を三つ折りにして、重ねた折り紙の裏面にしたい側を上に、ちょうど中央になるところへ置き、ポチ袋の縦の大きさを決定する。日本の紙幣は縦の高さがすべて同じ(ちなみに76ミリ)なので、どの紙幣でもOK。少し余裕を持って紙幣を入れられるよう、余白となる部分を作りながら、入れ口側、閉じる下側となる部分を上側へ折り曲げ、折り目を付ける。

4. フタを作る・その1
先ほど付けた折り目から外側は、フタになる。まずは片側から両サイドを切り落とし、フタの形にしていく。端から5ミリ程度(目分量でOK)のところから、折り目の端まで、一直線になるようにハサミでカットする。折り紙が4枚分重なっているので、ずれないように気をつけて。片側が切れたら、もう片側も同じようにカットする。左右対称のきれいなフタにするには、切り落とした不要部分をこれからカットする角に重ね、あたりを付けると良い。

5. フタを作る・その2
両サイドをカットしたら、裏面になる側の2枚を折り目に沿って切り落とす。折り目をぴったり切るよりも、0.5~1ミリ程度内側のラインを切ると、きれいに仕上がるぞ。

6. ノリ付けする・その1
裏側の面を上にしたまま、重なった折り紙を順に開く。まずは内側の折り紙からノリ付けしていく。裏面・内側の折り紙と、下辺・内側のフタとを貼り合わせる。

7. ノリ付けする・その2
下辺のフタを貼り付けた裏面・内側の折り紙に、裏面・外側の折り紙を貼り合わせる。

8. ノリ付けする・その3
裏面・外側の折り紙に、下辺・外側のフタを貼り合わせる。

9. 飾りなどを付けて完成
ノリ付けが終わったら、ポチ袋の本体は完成。お好みで水引やシールなどを貼って装飾しよう。

■■アレンジのアイデア
・工程4の「フタを作る」をする前に、アレンジを加えると印象が変わる。
(1)表と裏のどちらにも彩色されている両面折り紙を使い、表側の面を数センチ分折り返す。
(2)表側の面の外側の折り紙だけ内側に織り込み、重ねた内側の折り紙の色を出す。

■■ここに注意!
・折り紙はシワになりやすいので、ノリを付けすぎないよう注意。
・ノリは全面にべったり塗らない。アウトラインだけ丁寧に塗ればヨレにくく、きれいに仕上がる。
・ヨレを防ぐために表面の外側はノリ付けしないが、気になる人は2の工程でノリ付けを。
・ノリ付けの順番はあくまでも目安。ポチ袋の形になり、フタを開けてお金を入れられるなら、下側のフタを内側に入れ込んだり、2枚まとめてノリ付けしても良い。
・本来、豪華な5本どりの水引は、3万円以上の大きな金額のご祝儀袋で使用するのがマナー。

一般的に、ポチ袋に内容の金額は記入しない。また、封をしないというマナーもあるので、家族以外に手渡すときは注意を。さらに、目上の人に対してポチ袋は厳禁なので、このポチ袋をお年玉以外の用途で使用するのは控えるのが無難だ。

もちろん、子供の年齢によっては、もらったお年玉の使い道を自分で考えさせても。目的ごとに予算を小分けにしておくという、大人でも家計の管理として使う方法を、このポチ袋を使って体験してもらおう。

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