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「東京パフォーマンスドール」現リーダー・高嶋菜七が先代の木原さとみに親近感を抱く理由

  • 2020年11月11日
  • Walkerplus

「ポッター平井の激推しアイドル!」第235回は、2020年11月18日(水)に誕生30周年記念アルバムをリリースする、東京パフォーマンスドール(略称:TPD)が登場!

今回は、1990年から約5年間活動していた先代TPDのリーダー・木原さとみと、2013年から新生TPDのリーダーとしてグループを牽引する高嶋菜七の2人に、アンケート形式でインタビュー。それぞれの近況やアルバムの聴きどころを聞いた!

■先代TPDリーダー・木原さとみの近況

―木原さんのマイブームは?

木原「自粛中は通販やガーデニングに凝っていましたが、今はトイプードルの仔犬を我が家に迎えたので、そのしつけに奮闘中です」

―木原さんは現在、11歳の男の子の子育て中ですが、最近の息子さんとの印象深いエピソードを教えて下さい。

木原「うまくいかない事があり落ち込んでいたら、『世の中そんな事もあるよ、そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ』と慰められました…。もう世の中を知っているのか?と焦りました(笑)」

―息子さんは、ママがアイドルだったことを理解されていますか?

木原「息子は、私が踊って歌っていたのは知っていますが、それがアイドルだったとは思っていないようです。たまにふざけて『元アイドルでーす!』と言ってみたりしますが、あまりピンときていないようで。というのも、当時から私自身が私をアイドルだと思っていなくて、ただアイドルに憧れていた人だったからかな?と思っています」

―10月25日に開催された「30th TPD Funky Talk Summit」はいかがでしたか?

木原「久しぶりのイベントは楽しすぎて、はしゃぎすぎてしまいました…。でも、お客さんはそんな私たちを優しく最後まで見守ってくださいました。前日は緊張していましたが、始まったら楽しさの方が断然強かった!今さらですが、やっぱりTPDは最高に楽しいです!」

■新生TPDリーダー・高嶋菜七の近況

―高嶋さんのマイブームは?

高嶋「物件探しと、ネットショッピングです!」

―最近、うれしかったことは?

高嶋「友達とご飯を食べていて、『いい友達を持ったな』と思った瞬間!」

―「男梅サワーしか勝たん」(9月27日)、「冷たいカフェラテしか勝たん」(9月12日)などとツイートしていましたが、最近「○○しか勝たん」と思ったことは?

高嶋「友達しか勝たん!支えてくれる人はとても大事です」

―最近、感動したことは?

高嶋「『鬼滅の刃』の映画を観て、大号泣しました」

―インスタデビューして7か月経ちましたが、手応えやまわりからの反響は?

高嶋「私はSNSの使い方がとてつもなく苦手なので、もっと活用して、うまくならなくてはと思っています」

―TPDとして10月15日に3回目の無観客ライブを開催しました。いかがでしたか?

高嶋「今回は3回目の配信ということで、"こうしたら画面越しでも楽しんでもらえるのでは"という発想がたくさん出てきて、ミーティングからとても楽しかったです。コスプレをしてライブをしたり、久しぶりの曲をパフォーマンスしたり、やりごたえのあるライブになりました!」

■木原さとみが初代TPDを振り返る

―私は90年代、TPDの大阪でのダンスサミット(MCを挟まずノンストップで歌って踊るTPDのライブ)をよく観に行っていました。当時の大阪での思い出は?

木原「大阪の皆さんはとにかくノリが良くてライブも盛り上がり、メンバーも大好きな場所でした。当時、大阪ではダウンタウンさんのテレビやラジオの番組によくお邪魔して、行くたびにたこ焼きを食べていた思い出があります!」

―YouTubeで公開されている高嶋菜七さんとのリーダー対談で、当時は「他のメンバーとバチバチだった」と語っていましたが、具体的なエピソードを教えてください。また、そんな中でもメンバーとの友情や絆を感じたシーンは?

木原「多感だった年齢でもあり、負けず嫌いの性格のメンバーが集まっていたので(笑)、あの子の出番が多い、衣装はあっちがいい、立ち位置が真ん中じゃない、などなど、今思えば姉妹のケンカのようなものですね。でも、本番が近くなると、しっかり固まった絆を発揮していました。これはきっと目標が同じだったからだと感じています」

―今でも交流を深めている当時のメンバーもいらっしゃいますが、どんな話をしますか?今となってはどんな存在ですか?

木原「メンバーとは当時の話はもちろん、そのほかでは子育てや、健康の話をよくするようになりました(笑)。お互い、若いころからすべてを見せ合ってすべてを分かっているので、なんでも話せる家族のような存在です」

―2013年に新生TPDが誕生した時の心境は?初めてライブを観た感想は?

木原「新生TPDが誕生すると聞いてびっくりしたのを覚えています。最初から見てきましたが、私たちの楽曲を受け継いで、進化させてくれている事に感動しています」

―ノンストップのライブスタイル「ダンスサミット」は新生TPDにも継承されていますが、初代TPDと新生TPDとで違いを感じるところは?

木原「今のダンサミを見ると、いつも曲のテンポの速さとダンスのキレに驚いています。私たちとの違いは、なんといってもスタイルの良さ!みんな手足が長くて顔が小さくて細くて…。スタートからでき上がっていて、私たちと全然違いました!(笑)」

■木原さとみに親近感を抱く高嶋菜七

―高嶋さんが先代のTPDのダンスサミットを(映像などで)初めて観た時の感想は?

高嶋「ノンストップでずっとやっているのを見て、体力がすごい!と思いました。私が初めて観た映像が、たしか日本武道館公演だったんですけど、オープニングが豪華でその印象が強いです」

―木原さとみさんと初めて会った時の印象は?話していくうちに印象は変わりましたか?リーダー対談の時は打ち解けた感じで話していましたが…

高嶋「最初はやっぱり緊張しました。木原さんはとても優しくてフレンドリーなので、何回かお会いさせていただくうちに勝手にリーダー同士で親近感が湧いていました!」

―先代からライブスタイルを継承していますが、先代との違いを感じるところは?

高嶋「やはり曲調は違うと思います。ダンスサミット自体は先代から変わらずに継承しているものですがアレンジしていたり、私たちのオリジナル曲は私たちならではのものなので、そこが違いだと思います」

■TPD誕生30周年記念アルバムをリリース!

11月18日(水)に発売されるアルバム『20 BEATS 20 TALES』は、30周年特設サイトで募集したリクエスト投票の中から厳選した20曲をノンストップミックスで収録。コンセプトは、「時間を超えて先代TPDと新生TPDのコラボレーションが実現した、リアレンジ曲や新曲を含む、TPDが駆け抜けた30年間が凝縮されたアニバーサリーアルバム」だ。

―11月18日に誕生30周年記念アルバム『20 BEATS 20 TALES』が発売されます。現在の心境は?

高嶋「まさか誕生30周年記念アルバムに自分たちが携われると思っていなかったので、すごく不思議な気持ちと、うれしい気持ちでいっぱいです!」

木原「今になってアルバムを出していただけるなんて思っていませんでした。これは新生メンバーががんばってきたおかげ。メンバーとスタッフに感謝しています!」

―アルバムの聴きどころは?

高嶋「曲がノンストップで収録されているので、ライブに来た感覚で聴いてもらえるのと、先代のリミックスと新生のリミックスが混ざった『BE BORN -30th Anniversary Mix-』というナンバーも、私的におすすめです!」

木原「新生メンバーの声と、私たち初代メンバーの声のクロスポイントですね。『放課後はいつもパーティー』を久しぶりに歌ったのですが、年齢を忘れてハジけて歌いました(笑)」

―木原さん、久しぶりのレコーディングはいかがでしたか?

木原「とても楽しかったです。あっという間に終わってしまいました(笑)。まだまだ歌いたい気持ちでした!」

―高嶋さん、リード曲「ダイヤモンドは傷つかない-30th Anniversary ver.-」の聴きどころは?

高嶋「聴いた時にすごくかっこよくて、いい感じに新旧がミックスされていたので、これで踊ってみたい!と思いました。曲が流れ始めたところから『おー!』となると思います」

―11月4日から先行配信される新曲『TALES』の聴きどころは?

高嶋「メンバーみんな大好きな曲で、歌詞がとっても良くて、レコーディングで感極まることが多々ありました!ぜひ歌詞カードを見ながら聴いてほしいです」

―そのほかの収録曲の中で、特に思い入れがある曲は?

高嶋「『放課後はいつもパーティー-Rearranged ver.-』は、先代のメンバーさんと新生のメンバーで改めてレコーディングした曲なので、ぜひ聴いてほしいです!」

■12月6日にアニバーサリーライブを有観客で開催!

本来ならば2020年6月に、新生TPDの結成7周年記念ライブと、先代メンバーも出演する誕生30周年記念ライブが開催される予定だった。しかし新型コロナウイルス感染症の影響で延期に。その半年後の12月6日(日)に、東京・大手町三井ホールで両ライブが有観客で開催されることが発表された。

―「誕生30周年キックオフ DANCE SUMMIT with the 1st Generation」では、木原さんと八木田麻衣さん、木伏夏子さん、櫃割香奈子さんの4人の先代メンバーが新生TPDと共演する予定です。

木原「30周年を意識した時に、もう40周年の時は難しいだろうなあと思い、最初で最後の記念イベントなどをみんなでできないかな?と話し合っていた時に、今のTPDスタッフさんにお声がけいただきました。うれしかったです」

―レッスンをやってみて、いかがですか?

木原「当時とは大違いで、今は集まると大爆笑してばかりです(笑)。なかなか進みませんが、楽しみながら頑張っています!」

―現在の心境は?

木原「6月のライブに向けて、2019年の終わり頃からリハビリ?(笑)をスタートさせてがんばっていましたが、延期になってしまいとても残念でした。そこからまた少し間が空いてしまったので、今からまた踊れるようにがんばります」

―見どころは?

木原「私たちがついていけるかどうか…。そこですね!」

―高嶋さん、「The 7th Anniversary DANCE SUMMIT」の見どころは?

高嶋「もともと6月にする予定だったものが延期になった分、精いっぱい皆さんに楽しんでもらいたいですし、『やっぱりTPDはライブだね』って思ってもらえるようなライブにしたいです!」

―現在の心境は?

高嶋「やっと皆さんの前でライブができる!といううれしさと、興奮が混ざっています!」

―「誕生30周年キックオフ~」では、木原さんをはじめ4人の先代メンバーと共演することになりますが、意気込みは?

高嶋「まだどんな感じになるのか想像がつかないのですが、同じ東京パフォーマンスドールとして、力を合わせていいライブを作り上げたいです!」

■2人で一緒に出かけたい場所は?

―木原さんから現在のTPDメンバーに伝えたいことは?

木原「今を思いきり楽しんでほしいです!つらいことも苦しいことも、将来にはかけがえのない時間だったと思えるように。きっと宝物になっているはずです」

―高嶋さんから先代のTPDメンバーに伝えたいことは?

高嶋「先輩方が作り上げてくださったTPDがあるから、今があるのだと本当に思います。ありがとうございます!」

―木原さんから現在のリーダー、高嶋菜七さんへメッセージをお願いします。

木原「菜七ちゃんは素直でかわいい!私とは大違いな、しっかりしたリーダーです。デビューからみんなをまとめているのを見て、いつも安心していました。これからも応援してるよ~!」

―高嶋さんから先代のリーダー、木原さとみさんへのメッセージをお願いします。

高嶋「木原さんが歌っていた曲やパートを私が歌うことが多かったので、勝手に親近感を覚えています(笑)。『菜七が新生TPDのリーダーでよかった』って思ってもらえるようにがんばります!」

―木原さんが高嶋さんと2人でお出かけするなら、どこに行きたいですか?

木原「菜七ちゃんもワンちゃんがいるので、一緒にドッグカフェに行って、今さらですがリーダーとしてどうやってみんなをまとめているのか、コツを聞きたいです!」

―高嶋さんが木原さんと2人でお出かけするなら、どこに行きたいですか?

高嶋「木原さんも犬を飼っているということで、お互いの愛犬を連れてドッグランに行きたいです!」

―最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします!

高嶋「いつも応援ありがとうございます!デビュー当時から『ポッター平井の激推しアイドル!』にお世話になっていて、関西に帰ってくるたびに楽しみにしている取材の1つです。関西でライブを全然できていないのがすごく残念なので、落ち着いたらまたイベントやライブがしたいです。誕生30周年記念アルバム、たくさん聴いてくださるとうれしいです!」

木原「2020年、東京パフォーマンスドールが誕生30周年を迎えました。その記念として、新生TPDのメンバーと一緒にアルバムをリリースすることになりました。おそらくこれは最初で最後のコラボ作品。時を超えて新生TPDの声とともに、私たち初代TPDの声が蘇ります。今だからこそ、こんな時だからこそ、私たちと一緒に青春時代を過ごした皆さんにも改めて聴いていただき、再びTPDを楽しんでいただけたら幸せです!」

取材・文=ポッター平井

<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。

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