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京都のホテルでアフタヌーンティーのテイクアウト開始。ウィズコロナ時代の新たな試み

  • 2020年11月10日
  • Walkerplus

シェフたちが腕を振るうスイーツやセイボリーが、厳選されたお茶と一緒に楽しめるホテルのアフタヌーンティーは、おいしいものがギュッと詰まった小宇宙のような贅沢。だがコロナ禍でおでかけもままならない昨今、アフタヌーンティーから遠ざかり寂しい思いをしている人もいるのではないだろうか。

そんな人に朗報!フォーシーズンズホテル京都では、2020年11月1日から、アフタヌーンティーのテイクアウトを開始した。

■専用ボックスがアフタヌーンティースタンドに早変わり!
「アフタヌーンティーはアフタヌーンティースタンドで提供されるからこそ、価値があるのよ」という人もご安心を。5種のスイーツとスコーン2種、セイボリー4種とドイツの高級紅茶ブランド・ロンネフェルト社の3種の紅茶のティーバッグ(各種2個入り、2人分)が入った特製ボックスは、ふたを取るとアフタヌーンティースタンドに早変わり。テーブルに置けばそのまま楽しめるのがうれしい。

■中身がずれないから、持ち帰りも安心
「でも持って帰るときにずれたり崩れたりしない?」という不安もあるだろうが、それもご安心を。濵本佳秀エグゼクティブペストリーシェフはこのボックスについて「海外のフォーシーズンズホテルで使用しているものを取り寄せ、それをもとに改良を加えました。一つ一つの食材はお持ち帰りの際にずれないよう固定していますので、安心してお持ち帰りいただけます。またご自宅までクオリティを保つため、箱上部に保冷剤を2つ収納するスペースを作り、その冷気が下の段までまんべんなく伝わるように工夫しています」と自信をのぞかせる。

■ニコライ・バーグマンの世界観がアフタヌーンティーに
アフタヌーンティーの内容は「ホテルで実際にご提供しているアフタヌーンティーとまったく同じ内容のものをテイクアウトいただけます」とのこと。

フォーシーズンズホテル京都のアフタヌーンティーは季節やテーマなどに合わせ、1年でおよそ6回のメニュー変更を行っていて、それぞれの時期に違う内容のアフタヌーンティーが味わえる。11月30日までは「ニコライ バーグマン アフタヌーンティー」を開催中。世界的なフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンの世界観を表現したアフタヌーンティーだ。

テイクアウトを開始した11月1日からは深まる秋をイメージしたシックなカラーを使い、エディブルフラワーキューブや和三盆メレンゲの栗きんとん、イチジクのバターサンド、季節のキノコと栗のキッシュなど、秋の食材をちりばめた、目でも舌でも楽しめる内容になっている。12月1日(火)からは「クリスマスアフタヌーンティー」が始まる予定。

■人気商品を持ち帰れないかと開発
濵本佳秀エグゼクティブペストリーシェフは「コロナの影響により外出を控えられるお客様に、ホテルで召し上がっていただいていた味をそのままにどうにかしてご家庭でもお楽しみいただけないかと考え、7月1日のホテル営業再開にあわせて、レストラン『ブラッスリー』の料理のテイクアウトをはじめました。さらに当ホテルで人気のアフタヌーンティーもお持ち帰りいただけないかと検討を開始。専用ボックスの開発をはじめて、11月1日からご提供できるようになりました」と、アフタヌーンティーのテイクアウトを始めた背景を明かす。

■ギフトやお持たせにもぴったりのテイクアウト
さらに「ふたを外すとアフタヌーンティースタンドとしてそのままお召し上がりいただける専用ボックスに入っているので、ギフトやお持たせにも最適です」と提案してくれた。これが新しい時代のアフタヌーンティーのあり方かもしれない。

なお、このアフタヌーンティーは宿泊時にはインルームダイニングメニューとして、客室で楽しむこともできる。

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