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ラストアイドル西村歩乃果、いままでにない“アイドル×殺陣”への挑戦「なぜか最初から自信がありました」

  • 2020年10月21日
  • Walkerplus

アイドルグループ『ラストアイドル』は、AKB48グループ、坂道シリーズなどの総合プロデューサー秋元康氏が、新たなアイドルグループを誕生させるべく仕掛けた、同名のオーディション番組から生まれた。

西村歩乃果は、そんなラストアイドルのオーディションに、元ヘアメイクから挑戦した異色の経歴の持ち主。当初、オーディションには敗れたものの、そのキャラクターを惜しまれセカンドユニットに参加してデビュー。その後、“メンバー最年長”という特色を個性に昇華して、いまではラストアイドルの中心メンバーとして活躍している。

そんな西村歩乃果を擁するラストアイドルは、これまでシングル発売のたびにアイドルの枠を超えた新たなパフォーマンスに挑戦してきた。9枚目のシングル『何人(なんびと)も』では、アクション監督の田渕景也氏(映画「銀魂」シリーズや「進撃の巨人」などでもアクション監督を担当)を迎え、「殺陣(たて)」に挑戦する。

新曲『何人(なんびと)も』について、また殺陣への挑戦や衣装について、西村歩乃果に聞いた。

――殺陣に挑戦すると聞いたときは、どのように思われましたか?

【西村歩乃果】はじめて殺陣と聞いたときは「ついに来た、やっと私のフィールドだ!」と思いました。私、歌もダンスも得意じゃなくて…。殺陣はやったことはなかったのですが、なぜか最初から自信がありました。

――実際に殺陣に取り組んでみて、いかがでしたか?

【西村歩乃果】思っていたより上手くいかなくて、最初のクラス分けではB判定でした。先生からは「殺陣は戦っている気持ちが大事だから、稽古中もあまり笑わないように」と言われていたのですが、楽し過ぎて笑みがでちゃうんです。私、いつも笑っていて、笑わないのが苦手で(笑)。最初のころは、よく笑うなと怒られてました。

――ここだけは負けない! というポイントはありますか?

【西村歩乃果】私はスピード命で、ちょこまか動き回るタイプなので、素早く斬るとか、走り回るとか、そういうのは得意です。ただ刀を持っての立ち回りで相手の方よりどんどん私のスピードが速くなってしまうときがあって、それだと自分勝手になってしまうので、いまは相手のタイミングに合わせて動くように気を付けています。

――新曲をはじめて聞いたときの印象を教えてください。

【西村歩乃果】曲調もですが、歌詞に“剣を抜くしかない”や“僕は行くしかない”などの殺陣に通じるフレーズがあって、かっこいいと思いました。私の場合、あまりダンスや歌が得意じゃないので、途中にある立ち回りのパートや立ち止まる部分とか、そこでかっこよく見せることができればいいなと思っています。

――曲の振りや、ダンスはいかがですか?

【西村歩乃果】殺陣の要素が大切な分、ダンス中心の曲と比べて私の場合はやりやすいのですが、それでもメンバー間での距離の取り方とか、気を付けなければいけない点は多いと思います。ただ、それを完璧にできるようになれば、見ている方にもそのスリルが伝わるんじゃないかなって。「あたっちゃう!」「大丈夫!?」というドキドキ感で、見る人を釘付けにできるんじゃないかと期待しています。

――衣装について、教えてください。

【西村歩乃果】イメージでは、和服でもっとシンプルな衣装だと思っていました。それをいい意味で裏切られたというか、この衣装だと知ったときうれしかったです。ただ、ひとりじゃ着られなくて、すごく着るのも難しいんですよ。早着替えも意識していると思うのですが、あえて細部にこだわっている衣装というか。一人ひとりリボンのカタチや向きが違っていたり、ベルトを止める金具の数がめっちゃ多かったり、細部を見てほしい衣装です。

――最後にファンの皆さんへ、ひと言お願いします。

【西村歩乃果】いままでにない、アイドル×殺陣を組み合わせたパフォーマンスになるので、日本だけじゃなく海外の方にもたくさん見ていただきたいですし、ラストアイドルは知らなかったけど“殺陣に惹かれてはじめて見た”という方にも、うわーすごいなと思っていただけるようなパフォーマンスをしていきたいです。ラストアイドルに注目してください!


■ 西村歩乃果(25)
誕生日:1995/1/28
身長:153cm
血液型:A型
出身地:神奈川県
特技:ピアノの弾き語り、暗記

文=千葉由知(ribelo visualworks) 取材=野木原晃一

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