15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者なら誰でも無審査で出品することができるアンデパンダン展形式の公募展「第32回熊本市民美術展 熊本アートパレード」の展覧会が、熊本県熊本市の熊本市現代美術館で11月1日(日)まで開催されている。
32回目の開催を数える今年の熊本アートパレードは、「オタマトーン」などの商品開発でも知られている芸術ユニット「明和電機」を審査員に迎え、「ポスト投函サイズ」であることをテーマに作品を募集。141点の応募作品の審査を行い、9月26日に入賞作品が選出された。
本展覧会では、アートパレード大賞(熊本市賞)を受賞した、ながたあさみ『(うろ覚え)思い出の上通』をはじめ熊本市民の渾身の作品を観覧できる。
明和電機は審査員評として「展覧会の審査の場合は『芸術性があるか』ということが第一基準になると思いますが、今回はその前に、箱を開けたときに度肝を抜かれたかとか、その『創意工夫』を第一基準にしました。そのあとに、『芸術性があるか』という順番でもう一度作品を見ていきました。そうすることで、今回の賞を決めました。」と語っている。
芸術の秋に市民参加の「第32回熊本市民美術展 熊本アートパレード」にでかけて、さまざまな思いがこもった作品を鑑賞しよう。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
