朝晩は、ずいぶんと冷え込むようになりましたね。そろそろ朝起きるのがつらいと感じる方もでてきたのではないでしょうか。
冷えとりといえば“ショウガ”ですよね。お料理だけでなく、お茶でショウガをとれば、手軽に身体を温めることができるだけでなく、より効率的に身体が温まります。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、冷え取りにおすすめのジンジャーティーを３つご紹介します。
生のショウガを加熱、乾燥させることで、生のショウガに多く含まれるジンゲロールという成分がショウガオールに変わります。このショウガオールには、脂肪を燃焼させて熱を作りだし、身体を芯から温める働きがあります。
ですから、身体を内側から温めたいときには、生のショウガを摂るより、ショウガを加熱乾燥して作ったジンジャーティーがおすすめなのです。
すべてオーガニックのハーブをブレンドしたクリッパーのジンジャーティーは、レモングラスをベースに、ジンジャー、リコリス、レモンやオレンジの皮もブレンドされています。
柑橘系の良い香りのするハーブティーです。リコリスが入っているので、飲んだときに甘みがあり、後味にほのかにジンジャーを感じます。甘味があるので、ちょっと甘いものがほしくなった時や、ジンジャーの辛みが苦手な方におすすめのハーブティーです。
こちらもすべてオーガニック栽培のハーブを使用したハーブティーです。レモングラスをベースに、ジンジャー、リコリス、レモンバーベナがブレンドされています。
リコリスが入っていますがあまり甘みはなく、レモングラスやレモンバーベナのさわやかな香りのするハーブティーです。ジンジャーの辛みもほどよく感じられます。ジンジャーの辛みが好きな方におすすめです。さっぱりとした味わいなので、お食事と一緒に飲んでも良いでしょう。
カフェインレスでミネラルが多く抗酸化力が高いことでも知られるルイボスティーをベースに、レモングラスとジンジャーがブレンドされています。
ルイボスティの甘い香りがするハーブティーです。後味に、ほのかにジンジャーの辛みが感じられます。こちらは、レモングラスの香りが弱いので、レモングラスが苦手な方でも飲みやすいと思います。
ベースがルイボスティーなので、クセがなく、一日中飲んでいても飽きないジンジャーティーです。
寒くなるこれからの季節、お気に入りのジンジャーティーを見つけて、寒さに負けない強い身体を作りたいですね。
（美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ）
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【参考】
※クリッパー紅茶 Clipper Tea Japan
※レモングラス＆ジンジャー 有機ハーブティー － パッカハーブス
※バーゲンダル ルイボス＆レモングラス・ジンジャー － 成城石井
