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シワ・たるみ防止は紫外線対策から!秋のUVケアの心得5つ

  • 2020年10月5日
  • つやプラ

「毎朝日焼け止めをしっかり塗って、日差しの強い日は日傘をさして紫外線対策をしっかりしているはずなのに、日焼けで肌のトーンは暗くなり、シミも濃くなってしまった」という経験はありませんか? 実は、日焼け止めを塗って日傘をさすだけでは、紫外線対策は不十分なのです。

そして、不十分な紫外線対策は日焼けによる肌のトーンが暗くなるだけでなく、シミやシワ、たるみを引き起こす原因につながります。5年後、10年後の自分の肌のためにも、しっかりと紫外線対策をすることが、健康的で若々しい肌を保つ秘訣といっても過言ではありません。

シワ・たるみ防止は紫外線対策から!秋のUVケアの心得5つ

美容ライターの筆者が、シミやシワを増やさないために紫外線対策で心がけるべきポイントを5つご紹介します。

■紫外線対策で心がけるべきポイント5つ

(1)日焼け止めは適量を守る

日焼け止めには「推奨されている適量」があるのをご存じでしょうか。環境省の紫外線環境保健マニュアルによると、日焼け止めを顔に塗布する際の適量は、クリーム状のものでパール2粒、液状のもので1円玉2枚分とされています。

実際に試してみると、思ったよりも多い印象を受ける方が多いと思います。いくら紫外線カット効果の高い日焼け止めを使用していても、適量を使用していなければ十分な効果を発揮しません。

メーカーが推奨量を提示している場合もあるので、まずは自分の使用している各アイテムの適量を、パッケージやオフィシャルサイト等で確認してみましょう。もしわからない場合は、環境省推奨の適量を目安にしてみてください。

(2)日焼け止めはこまめに塗りなおす

朝に日焼け止めを塗ったあと、何時間後に塗り直しをしていますか? 塗り直しをせずに一日過ごしている方も多いのではないでしょうか。

日焼け止めは塗った直後から、汗やこすれ、化粧崩れなどの要因が重なり、徐々に効果が薄れていくので、途中で塗りなおすことが大切です。一般的に2~3時間おきに塗りなおすことがベストといわれていますが、汗をたくさんかいた後や化粧が崩れた時などは、時間だけに縛られず、必要と思ったタイミングでこまめに塗りなおすように意識しましょう

(3)曇りでも日傘はマスト

日傘を晴れの日や日差しの強い日にしか使っていない方も多いのではないでしょうか? ですが、地表に降り注ぐ紫外線にはいくつか種類があり、その約9割を占める「UV-A」は、雲や窓ガラスも透過します。

UV-Aを浴びると、肌は時間をかけて黒くなります。火傷のように赤く炎症した、いわゆる「日焼け」の状態にはならないのでつい油断しがちですが、UV-Aは波長が長く、肌の奥深くまで届いてしまいます。

その結果、シミやシワ、たるみなどを引き起こす原因となる場合があります。若々しい健康的な肌を保つためには、曇りの日でも油断せずに日傘を使うようにしましょう

(4)サングラスで目から入る紫外線をカット

目から入る紫外線によって、肌が日焼けをしたりシミの要因になるということが、最新の研究により明らかになりました。

目に強い紫外線が入ると、それを察知した脳は防御反応を示し、体内にメラニン色素を作るように命令を出します。これによりメラニン色素が過剰に生成されて、シミやそばかすの原因になることがあるのだそうです。

仕事などでサングラスができない場合は、UVカット効果のあるコンタクトレンズや眼鏡を使用して、紫外線から目を守ることが大切です。

(5)十分な保湿

健やかな肌を保つ大きな要素として、保湿はとても重要です。乾燥した状態の肌は、角質が乱れバリア機能が弱くなっているので、外的刺激に弱くなっています。

バリア機能の弱くなった肌はさらに乾燥しやすくなり、悪循環におちいります。このような状態の肌はターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)も乱れやすく、メラニン色素の排出が滞るとシミの定着の原因にもつながります。

紫外線の影響や冷房などで、思ったよりも肌は乾燥していることが多いものです。肌のバリア機能を正常に保つためにも、日ごろから保湿を心がけましょう

また、スキンケアで外から保湿するだけではなく、水分補給をしっかり行って、内側からアプローチすることも意識しましょう

曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。秋も油断せず、しっかり対策をとって美肌をキープしましょう。

(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)

 

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【参考】
紫外線 環境保険 マニュアル 2015 – 環境省
UVカットサングラスはなぜ必要?目から入る紫外線が日焼けの原因に – 眼鏡市場

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