居酒屋「大衆食堂居酒屋いろは」(名護市大東1、TEL 0980-53-0201)が4月24日、オープンから10周年を迎えた。(やんばる経済新聞)
「大衆食堂居酒屋いろは」が提供する「ハイケイもやしニンニク」
名護十字路交差点の角にある同店。店舗面積は約35坪。席数は、テーブル=40席、座敷=6席、カウンター=5席。壁面にはしっくいを施す。店主は比嘉幹人さん。「もっと地元に根付いていきたい」と8年間宮里で運営してきた居酒屋を同所に移してオープンさせた。オープン当初は、沖縄県外から仕入れた食材を使った価格帯の高いメニューが中心だったという。比嘉さんは「地元の人が入りづらいので店名に『大衆食堂居酒屋』を加え、名護の食材を使った親しみやすいメニューに切り替えた」と振り返る。店の外観も見直し、道路に面した壁をガラス張りにすることで、外からも店内の様子が見えるよう工夫。地元客の来店が増えたという。
メニューは50種類。人気メニューは、「ハイケイもやしニンニク」(759円)、「揖保乃糸素麺(そうめん)」を使って強火で炒める「ソーメンチャンプルー」(649円)、低温調理で仕上げた「レバニラ(低温調理)」(1,078円)など。沖縄料理は「ラフテー」「グルクン唐揚げ」など。定食メニューは「しょうが焼き定食」(1,100円)、「ゴーヤーチャンプルー定食」(990円)などをそろえる。
ドリンクは、生ビール(470円)、ハイボール(430円)、サワー各種(430円~)、泡盛(370円~)など約40種類を用意し、1時間1,100円からの飲み放題プランも用意する。
10年間を振り返り、比嘉さんは「店名の『いろは』は家族のために仕事をがんばろうと自分の子どもの名前からもらった。軽い気持ちで始めた仕事だったが紆余(うよ)曲折ありながらもここまで続けてこられたのは地元の皆さんのおかげ。これからも地域に根差して、名護で愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。月曜定休。