今日7日は、九州から関東にかけては日差しが降り注ぎ、紫外線は「非常に強い」見込みです。日焼け止めや日傘などで対策を。雲が広がりやすい東北や北海道、沖縄でも紫外線は「やや強い」でしょう。油断せずに対策をすると安心です。
この時期は、日中は晴れるとカラッと心地よい初夏の陽気になりますが、紫外線はすでに強まっています。
今日7日は、九州から関東、北陸にかけて日差しが降り注いでいます。紫外線は九州から関東にかけては「非常に強い」、北陸では「強い」見込みです。うっかり日焼けをしないよう日焼け止めや日傘などでしっかりと対策をなさってください。
東北や北海道は雲が多く、雨の降っている所もあります。ただ、薄日は差して、紫外線が「やや強い」所があるでしょう。軽めの対策をしておくと安心です。
沖縄も雲が多く、雨が降りやすいでしょう。それでも紫外線は「やや強い」予想です。油断せずに対策をしておくと良いでしょう。
紫外線は目に見えませんが、天候や場所などにより、量が変化します。次のような紫外線の性質を知って、対策をすることが重要です。
① 曇りの日でも、油断はできません。薄い雲の場合は、紫外線の80%以上が透過します。
② 紫外線は反射する性質がありますが、反射率は、地表面の種類によって、大きく変わり、砂浜・水面は10〜20%、コンクリート・アスファルトは10%、草地・芝生・土面は10%以下です。体に浴びる紫外線は、太陽から直接届く紫外線だけでなく、反射した紫外線も加わるのです。
③ 標高が1000メートル上昇するたびに、紫外線量は10〜12%増加します。山に出かける場合は、思わぬ日焼けをしないよう、日焼け止めをしっかり塗るなど、対策を心がけてください。
紫外線は、体の中でビタミンDを作るのを助ける役目もありますが、紫外線を浴びすぎるのは、要注意です。紫外線による皮膚への影響を防ぐには、日焼けしてからの手入れでは、対策が遅すぎます。紫外線の浴びすぎを防ぐには、次のような対策がおススメです。
① 長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。
② 洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。
③ 紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。