ゴールデンウイーク中は数日の周期で天気が変わるでしょう。特に明日2日と連休最終日の6日(火)頃は広い範囲で雨が降り、雨量の増える所もありそうです。連休明けは沖縄で雨の降る日が続き、梅雨入りが近いかもしれません。
今日5月1日の夜〜明日2日にかけては、日本付近を低気圧が通過する影響で、全国的に雨が降るでしょう。西〜東日本では太平洋側を中心に激しい雨の降る所もありそうです。関東や東海などは明日2日は気温も低く、一時的にヒンヤリするでしょう。
3日(土)〜5日(月)は、晴れる所が多いですが、4日(日)は北〜東日本で大気の状態が不安定になり、ザっと通り雨がありそうです。天気の急変にご注意ください。気温は高く、東〜西日本は夏日になる所もあるでしょう。関東や東海でもヒンヤリは解消して、日中は汗ばむ陽気となりそうです。
連休最終日の6日(火)頃は、再び低気圧が通過する影響で、ほぼ全国的に雨が降るでしょう。関東〜九州の太平洋側を中心に降り方の強まる所がありそうです。
7日(水)〜8日(木)頃は、北日本で雨の残る所がありますが、東〜西日本は天気が回復するでしょう。沖縄は前線の影響で、8日(木)頃から雨が降る日が続きそうです。沖縄の梅雨入りの平年は5月10日頃ですので、早ければこのタイミングで梅雨入りするかもしれません。
9日(金)頃は西から天気が下り坂で、10日(土)頃は再び全国的に雨が降るでしょう。西〜東日本を中心に風の強まる所もありそうです。
11日(日)以降も、西〜東日本は曇りや雨のすっきりしない日が多くなるでしょう。日差しは少なくても気温は高く、日中は夏日が続出しそうです。初夏のカラッとした暑さではなく、梅雨時のムシムシとした暑さになる日もありそうですので、体調管理や食品の管理などには十分ご注意ください。
沖縄は9日(金)以降も雨の降る日が続くため、遅くとも5月中旬のうちには梅雨入りとなりそうです。
梅雨入りや梅雨明けには、基準があります。梅雨の始まり(終わり)には平均して5日程度の「移り変わり期間」があります。その移り変わり期間の中日を梅雨入り(明け)として推定します。
気象庁では、気象予測を基に行う梅雨入りと梅雨明けの速報とは別に、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて梅雨入りと梅雨明けの時期を総合的に検討し確定しています。