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秋の行楽シーズン到来 防災のアイデアが豊富な「キャンプグッズ」から「防災」について考える

  • 2023年10月20日
  • tenki.jp

秋の行楽シーズン到来。屋外でキャンプを楽しまれる方も多いのではないでしょうか。キャンプグッズの多くは、実は防災時に役立つものばかり。地震などの災害が発生し、電気やガスが止まったらどういったものが必要か、キャンプグッズから防災について考えてみましょう。

夜のキャンプに不可欠 長持ちする「LEDランタン」は防災時にも頼れる存在に

大きな地震が発生するなど、災害時には同時に停電が発生することも多くなります。やはりその際にも、いち早く確保したいのが「明かり」です。

持ち運びができる明かりとして、夜のキャンプに欠かせない「ランタン」は防災時にも重宝すること間違いなしでしょう。

「ランタン」は、寿命が長く、長時間使用できる「LED」のものが役立ちます。
また、大きくて明るさのあるものが1つあるだけでも違いますが、持ち運びしやすいものや懐中電灯の機能をあわせ持つもの、ヘッドタイプで作業がしやすいものなど、色々なタイプの複数のランタンを備えておくと安心です。

充電方法は1つに限られるものではなく、手回し充電、ソーラー充電、USB充電、乾電池などに対応する万能なランタンを選ぶといざという時に頼れる存在になりそうです。


真冬の地震 最悪の想定をすれば準備しておきたい「寝袋」

これからどんどん寒さが増す季節ですが、地震はいつどこで発生するか分かりません。
東日本大震災では、津波から逃れた後、救助を待つ間に寒さが原因で亡くなるケースも報告されているということです。寒い冬の地震は、低体温症にかかり、命の危険にさらされる恐れが一層高くなります。

毛布よりも保温効果が高い「寝袋」は、登山やキャンプの際にも欠かせませんが、いざ避難が必要な場合にも、準備したいアイテムの1つです。
ただ、寝袋には夏用と冬用があるため、防災グッズとしてすでに準備をされている方も、見直しておく必要があるでしょう。いざ、避難のため、車中泊する際にも役立ちそうです。

荷物運搬に便利な「アウトドアワゴン」 折り畳み式でコンパクト収納も

災害時は重い備蓄品を背負い、長距離を徒歩で避難することが考えられます。
そこで多くの荷物が入る登山ザックがとても活用できます。また、キャンプなどでたくさんの荷物を運ぶ時に使うアウトドアワゴンがあると、災害時も水など重たい荷物を指定の場所から運ぶ際などに非常に役立つでしょう。

アウトドアワゴンは、防災グッズの荷物置き場として使用したり、使わない場合は折りたたんで収納したりできるという利点もあります。

子供を乗せられるタイプのものを選べば、大変な時の移動もスムーズに行えるはずです。

万能なキッチンツールだけではない「アルミホイル」

普段の生活にはもちろん、屋外で調理する際に、キャンプでも大活躍なのが「アルミホイル」です。何枚か重ねることで、鍋やフライパンがわりになったり、お皿の役割をしたり、まるめればスプーンやタワシにもなったり、万能なキッチンツールとなります。

秋冬のキャンプ中にも、災害が発生した停電時にも、足先が冷えて眠れない場合には、アルミホイルの「保温効果」が利用できます。
靴下を履いて、その上からつま先を覆うようにして、アルミホイルを巻き付けてフィットさせ、さらに上からもう一枚靴下を履くと、足先をじわじわと温めることができ、保温効果抜群です。
これだけ万能なアルミホイルは、防災グッズの中には欠かせないアイテムと言えそうですね。

お洒落で、屋外の生活に欠かせないキャンプグッズ。他にも防災について考えさせられるものがたくさんあります。ぜひ、楽しみながら、防災について見直してみてはいかがでしょうか。

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