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穏やかな仕事納め 明日29日も日差し暖か 30日は西から下り坂 年越しは荒天注意

  • 2023年12月28日
  • tenki.jp

今日28日が仕事納めという方も多いと思いますが、広く穏やかな天気となっています。都心の午後1時までの最高気温は10.5℃。天気は穏やかですが、年の瀬らしい冷たい空気に包まれています。明日29日も広く晴れますが、30日は西から天気が下り坂に。年越しは荒天に注意。

広く穏やか 今夜は北陸・東北で雨や雪 沖縄は雨強まる所も

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今日28日が仕事納めという方も多いと思います。日本付近は、高気圧に覆われ、広く日が差して穏やかな陽気となっています。冬型の気圧配置は緩み、北海道の日本海側の雪はおさまっています。一方、高気圧の縁辺にあたる沖縄は湿った空気が流れ込んで雨が降り、やや強い雨の降っている所があります。

午後も晴れる所が多いですが、今夜から明日29日明け方にかけて、北陸や東北の日本海側は雨や雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。落雷や突風などにもご注意ください。沖縄は明日29日明け方にかけて広く雨で、先島諸島では雷を伴ったり、激しく降る所がありそうです。

30日は西から天気下り坂 年越しは荒天に注意

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30日にかけて、晴れる所が多くなりますが、30日夜には九州から東海で雨雲がかかり始めそうです。

31日大晦日は近畿や東海、北陸、関東甲信まで雨のエリアが広がるでしょう。東北も朝から断続的に雨が降りそうです。北海道は31日は一日雪が降り、短時間で積雪が急増する恐れがあります。
午後になると日本海側は断続的に雨が降り、北陸や東北は時間がたつにつれて、雨から雪のエリアが広がるでしょう。場所によっては吹雪や大雪となる可能性があります。
太平洋側は雨のやむ所が多くなりますが、風が身にしみるような寒さとなりそうです。

年が明けて元日は、関東から西の太平洋側ほど晴れて「初日の出」が期待できるでしょう。風が冷たい年明けとなるため、初詣は暖かい服装を心がけてください。北陸や東北から北海道の日本海側は断続的に雪でしょう。風も強く、ふぶく所もある見込みです。

特に、31日夜〜1日朝にかけて2023年から2024年の年越しのタイミングで全国的に風が強まり、日本海側は雪が強まる所があるでしょう。
まだ先の予報で、荒天のタイミングにブレが生じる可能性があります。穏やかに年越しできるよう、天気予報に注意して事前に備えてください。

年末年始、気温は平年を上回る日が多くなります。
日本海側を中心に平年を上回る積雪になっている所があり、融雪によって雪崩や落雪が発生しやすくなるため、雪の事故にはくれぐれもご注意ください。

急な雪解け 注意点は?

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暖かくなることで心配されるのが雪解けによる災害や事故です。積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。

①雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。

②気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。

③雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

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