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6日 北日本は大荒れ続く 大雨や暴風に厳重警戒 道路交通への影響は?

  • 2023年10月6日
  • tenki.jp

低気圧が急発達している影響で、北日本ではきょう6日も大荒れの天気が続き、大雨や暴風に厳重な警戒が必要です。あす7日にかけて高速道路などの交通への影響も出てきそうです。

低気圧急発達 北海道や東北は大荒れ続く

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きょう6日は、急発達する低気圧の影響で、北日本は大荒れの天気が続くでしょう。低気圧の動きが遅いため雨や風の強い状態が長引く恐れがあります。

道路の気象影響予測を見ると、きょうは北海道や東北の各地で影響の可能性が高くなっています。秋田ではあす7日も影響が残る可能性が高いです。車で外出される際は、交通情報をこまめに確認してください。交通規制がかかっていない道路でも、橋の上やトンネルの出入り口付近などは強風の影響を受けやすいため、運転する際は細心の注意を払ってください。

また、鉄道への影響もすでに出ている所があります。鉄道を利用する際はダイヤの確認をしてください。

瞬間的に立っていられないほどの暴風

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各地の予想雨量と予想風速です。

あす7日午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、北海道で120ミリ、東北で80ミリとなっています。既に北海道を中心に記録的な大雨となっている所があるので、土砂災害や河川の氾濫などには一層の警戒が必要です。

きょう6日に予想される最大瞬間風速は北海道・東北ともに35メートルとなっています。瞬間的には何かにつかまっていないと立っていられないくらいの暴風が予想されます。不要な外出は控えるようにしましょう。

きょう6日に予想される波の高さは、北海道で7メートル、東北で6メートルとなっています。海上は大しけとなるので船舶などは特に警戒してください。

非常に強い風が吹くと

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気象庁では、風の強さと吹き方について、具体的なイメージで分かってもらえるよう、様々な表現をしています。

非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km〜110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)

飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。

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