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猛烈な台風2号 動き遅く影響が長引く恐れ 来週は前線停滞 九州〜関東で大雨か

  • 2023年5月26日
  • tenki.jp

猛烈な台風2号は眼がくっきりしており、発達のピークに。沖縄では28日(日)からうねりを伴った高波に警戒が必要です。来週は本州南岸に前線が停滞するため、九州から関東では雨が続き、大雨になる恐れもあります。

猛烈な台風2号 特徴と今後の進路

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台風2号はきょう26日(金)午後3時現在、フィリピンの東を1時間に20キロの速さで西へ進んでいます。「猛烈な」勢力で中心気圧は905hPaと、発達のピークを迎えており、眼がくっきりとしています。

28日(日)にかけても猛烈な勢力を維持したまま、西よりに進むでしょう。
台風2号は「少しずつ速度が遅くなる」というのがポイントです。また、「次第に北よりに進路を変える」見込みです。

29日(月)には「非常に強い」勢力となり、30日(火)には勢力を維持したまま沖縄の南に達するでしょう。さらに31日(水)には「強い」勢力となるものの、先島諸島が台風の予報円に入る予想です。(予報円は、台風の中心が入る確率が70%です。)

台風の動きが遅いため、沖縄では影響が長引く恐れがあります。

沖縄への影響 大雨や大荒れの恐れも

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沖縄地方では、台風の接近に伴って次第に波が高くなります。28日(日)頃から大しけとなるでしょう。台風の進路によっては31日(水)頃にかけても、大しけが長く続きそうです。

また、風が強まり、30日(火)頃からは先島諸島で暴風となる恐れがあります。台風の進路次第で大荒れや大雨となることが考えられますので、早めに台風に備えてください。

九州、四国、本州への影響 来週は台風だけでなく前線の動きも要注意

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台風2号の来週の進路には、まだばらつきがあり、モデルごとに予想の変わる幅も大きくなっています。

ただ、前線が29日(月)から30日(火)にかけて本州を南下し、その後は九州から本州の南岸に停滞すると予想されます。来週は西日本や東日本で降水量が多くなり、大雨となる恐れがあります。台風の進路次第では、大雨のエリアが変わったり、雨が長引いたりして、雨量がさらに多くなったりすることも考えられます。最新の台風情報や気象情報をこまめに確認してください。

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