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茎の先から増える多肉植物、子持ち蓮華

  • 2017年2月14日
  • THE多肉植物

北海道の北端も北端、宗谷地方にある町の固有種と言われる多肉植物、子持ち蓮華について紹介していきます。

ランナーという地面付近を這うように伸びる茎があり、その先に子株をつけるタイプです。

子持ち蓮華とは

子持ち部分は、ランナーの先に子株を作るところから。

蓮華は葉の重なり具合を蓮の花に例えたことから来ています。

別名はレブンイワレンゲで、レブンは北海道宗谷地域の礼文町から。

岩の上に生える多年草の多肉植物イワレンゲの変種でもあります。

北海道産ということで耐寒性の高さは予想できますが、耐暑性も高いという生命力の強いタイプです。

 

水やりは夏に控える変わり種

水やりは土の中の悪い成分や古い空気なんかを洗い出す意味もあって、鉢の底から水が出るぐらいしっかりとやります。

春と秋は土が乾いたのを合図にして水やりを。

暑いからこそ夏は水をと思いますが、子持ち蓮華は夏の暑さになると休眠状態に近い状態になるらしく、水を吸い上げません。

だから夏に水をやると根腐れする恐れがあるので、注意が必要です。

 

枯れたように見えても実は

冬場、屋外で寒さにやられると地上に出ている部分が枯れていまいます。

ですが根までは死んでいないので、春になったら芽が出てきます。

なるべくなら日当たりのいい場所がいいですが、地上部分が枯れるため重要というほどではありません。

さすがに根がやられてしまうとダメなので、寒冷地で育てるのなら、屋内へと取り込む方が無難です。

 

まとめ

子持ち蓮華は花を咲かせることもありますが、恐らく想像が追いつかないだろうぐらいには変わった形です。

多肉植物は花を咲かせるように成長させると印象がガラリと変わる品種が多いのですが、花そのものもびっくりする形になる品種がたくさんあります。

是非ご自分の目で確かめてみてください。

 

 

※トップ画像はPhoto by 4姉妹のママ☆さん@GreenSnap

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