水やりやお世話に慣れてくると、お気に入りの多肉植物を増やしてみたいなって思うことはありませんか?
今回は種類が豊富で育てやすい、人気の多肉植物「セダム」で挿し木の方法をご紹介します。
挿し木に適しているのは生育期の3〜5月(春)、9〜10月(秋)です。
葉挿しや株分けも同様です。
1.丈夫そうな茎を選び、先端から5センチ前後をカットします。
この際に切り口付近の下葉もカットします。不要な葉が残ると土の中で腐る恐れがあるので注意を。
2.挿し木の切り口を乾燥させます。
日陰で最低4〜5日程度、しっかりと乾燥させましょう。
3.発根したら平らな鉢に土を入れて挿していきます。
土は市販の培養土や川砂などが適しています。
4.1ヶ月ほど待って発根したら、小さな鉢に移し替える。
水やりは発根してからです。
5.日当たりの良い場所で育てます。風通しの良い場所で育てましょう。
夏の高温多湿は天敵です。
1.切り口を乾燥させる。挿し木に使う茎の切り口はしっかりと乾燥させましょう。
切り口が湿っていると土の中で腐る恐れがあります。
2.乾燥した土を使う。
水はけの良い土やサボテン・多肉植物用の培養土を使うのが簡単です。
土が湿っているとやはり根腐れを起こす可能性があります。
3.水をあげすぎない。過湿状態は禁物です。
挿し木をしてから10日間程度は根がしっかりと張るまで水をあげないで下さい。
初心者にも人気のセダムの挿し木の方法についてご紹介しました。
セダムは丈夫な多肉植物で増やしやすい種です。挿し木にチャレンジしてみて下さい。
※トップ画像はPhoto by ynさん@GreenSnap