ハオルチアは見た目が面白く、目を楽しませてくれる観葉植物です。
種類が豊富にあり、葉っぱが細長いもの、ガラス細工のように透き通ったものなどがあります。
今回はそのハオルチアの種類などについて説明をします。
ハオルチア、或いはハオルシアとはアロエ科の多肉植物です。
ハオルチア自体は総称であり全部で300種類以上もあるとされています。
南アフリカを原産とし、日本や韓国、台湾などで人気があり最近では価格が上昇しつつあります。
特に日本では、多肉植物がブームになったこともあり変わった形であったり希少価値の高いものであればより値段が高く設定されています。
同じ品種でも模様などは世界に2つとないものなのでそういった面でも人気があります。
ハオルチアは葉っぱの柔らかさによって軟葉種と硬葉種に分けられます。
軟葉種は、葉っぱが透けている特徴があり葉が短く、より多肉感があります。
硬葉種は、葉が固く細長い傾向にあります。また模様がついたものもあります。
軟葉種で一番有名なのが、ハオルチア・オブツーサです。
雫石とも呼ばれ、丸い葉っぱの先は透き通り水滴のようにも見えます。
中に入っているのは水で、内部にまで光を取り入れられるようにあの姿になっています。
不思議な形であるため人気が高いです。
硬葉種では、ジュウニノマキが知られています。
細長く先の尖った葉っぱが放射状に出ているのが特徴的で、縞模様が立体的に入っています。
見た目はヤマアラシの後ろ姿に似ています。アロエにも見えますが種類は別です。
多肉植物であるハオルチアの種類について紹介しました。
同じ種類でも様々な顔を見せてくれるハオルチアはとても面白いと思います。
葉っぱの形などからどんな環境で成長していったのかを考えることも出来ますね。
※トップ画像はPhoto by ツピたんさん@GreenSnap